先週8日・金曜日、ロシアで行われた試合結果です。
IBFスーパーライト級戦:
王者エドゥアルド トロヤノフスキー(露)TKO7回2分14秒 挑戦者セサール クエンカ(亜)
*5ヶ月前の昨年11月、トロヤノフスキーがクエンカに挑戦する形で対戦している両者。その時は挑戦者が有利に試合を進めるも、クエンカとレフィリーの意思伝達がうまくいかず、何となく消化不良のTKO勝利で王座交代劇が行われました。
立場を変えて行われた今回の再戦。ロシア人が明白な形で前王者を退ける結果に。
数字上では173センチ同士の対戦でしたが、トロヤノフスキーの方が一回りほど大きく見えたこの対戦カード。王者が腰をグッと落としストレート並みの力強い左ジャブで試合をリードして行きます。
挑戦者もその機動力を生かし試合展開を奪う事を試みます。しかし両者の体力差は明らか。相打ちで十分なトロヤノフスキーは強引に出てきます。非力なアルゼンチン人はその力強いアタックを対処することが出来ずタジタジ状態に。
4回、トロヤノフスキーがジャンプするような豪快な左アッパーを決め先制のダウンを奪います。6回、同じパンチからの連打でダウンを追加したロシア人。実質的にこの場面で試合が決まったと言っていいでしょう。最終回となった7回、マウスピースを落としたクエンカがコーナーに一時戻った所で棄権を要請。今回も何となくモヤモヤな終わり方でしたが、トロヤノフスキーの圧勝劇というものは明白でした。
全勝記録を24(21KO)に伸ばし、初防衛に成功したロシア人。KO率は何と88%に上ります。追い足が少々鈍いという欠点はありますが、その体力とパンチ力は対戦相手にとってまさに脅威。トロヤノフスキーに対し指名挑戦権を有する小原 佳太(三迫)にとって、技術以上にタフネスも試される世界初挑戦となるでしょう。
IBFスーパーライト級戦:
王者エドゥアルド トロヤノフスキー(露)TKO7回2分14秒 挑戦者セサール クエンカ(亜)
*5ヶ月前の昨年11月、トロヤノフスキーがクエンカに挑戦する形で対戦している両者。その時は挑戦者が有利に試合を進めるも、クエンカとレフィリーの意思伝達がうまくいかず、何となく消化不良のTKO勝利で王座交代劇が行われました。
立場を変えて行われた今回の再戦。ロシア人が明白な形で前王者を退ける結果に。
数字上では173センチ同士の対戦でしたが、トロヤノフスキーの方が一回りほど大きく見えたこの対戦カード。王者が腰をグッと落としストレート並みの力強い左ジャブで試合をリードして行きます。
挑戦者もその機動力を生かし試合展開を奪う事を試みます。しかし両者の体力差は明らか。相打ちで十分なトロヤノフスキーは強引に出てきます。非力なアルゼンチン人はその力強いアタックを対処することが出来ずタジタジ状態に。
4回、トロヤノフスキーがジャンプするような豪快な左アッパーを決め先制のダウンを奪います。6回、同じパンチからの連打でダウンを追加したロシア人。実質的にこの場面で試合が決まったと言っていいでしょう。最終回となった7回、マウスピースを落としたクエンカがコーナーに一時戻った所で棄権を要請。今回も何となくモヤモヤな終わり方でしたが、トロヤノフスキーの圧勝劇というものは明白でした。
全勝記録を24(21KO)に伸ばし、初防衛に成功したロシア人。KO率は何と88%に上ります。追い足が少々鈍いという欠点はありますが、その体力とパンチ力は対戦相手にとってまさに脅威。トロヤノフスキーに対し指名挑戦権を有する小原 佳太(三迫)にとって、技術以上にタフネスも試される世界初挑戦となるでしょう。