最近(2019年12月19日ごろ)のニュースです。
1)注目のヘビー級戦、WBC王者ディオンティー ワイルダー(米)と元統一王者タイソン フューリー(英)による再戦は、来年の2月22日、米国のネバダ州ラスベガスで行われます。
2)7月にWBCヘビー級の暫定王座を獲得するも、ドーピングに引っかかっていたディリアン ホワイト(英)。これまで世界王座獲得は保留となっていましたが、この度正式にワイルダーの対抗王者として認定されることになったようです。
3)WBCライト級戦線を見てみると、これまで正規王者だったワシル ロマチェンコ(ウクライナ)が訳の分からないフランチャイズ王者に移行。暫定王者だったデビン ハニー(米)が正規王者に昇格。しかし今回、自身の怪我のために戦線から長期離脱が予想されます。そのため、ハニーは休養王者となり、ハニーが休養中のための暫定王者決定戦が近々発表されるとの事です。
4)今年2019年に、2013年以来久しぶりに年間一試合以上実戦を行ったデメトリアス アンドラーデ(米)。来年も精力的に試合をこなしていくようで、新年1月30日に早速試合を行うようです。WBOミドル級王座の3度目の防衛戦となるその試合。アンドラーデはアイルランド出身のルーク キーラーの挑戦を受けます。
5)来春に次の試合を予定しているマニー パッキャオ(比)。その対戦者候補の筆頭に挙げられているダニー ガルシア(米)が来月25日、パッキャオ戦を前にイバン レッドカッチ(ウクライナ)と無冠戦12回戦で対戦ます。レッドカッチはこれまでに、23勝(18KO)4敗1引き分けの中々の戦績を残してきた選手。強豪選手との対戦も多いだけに、ガルシアにとって気の抜けない相手になるでしょう。
6)ガルシアと同様にパッキャオの対戦候補に挙げられているのが別のガルシアであるミゲル アンヘル ガルシア(米)。マイキーのニックネームを持つこのガルシアは来年2月29日、米国内で試合を予定しています。対戦相手は未定ですが、ジェシー バルガス(米)がその有力候補として挙げられているようです。