先週末11月30日、モナコで行われた試合結果です。
WBAウェルター級王座決定戦(レギュラー王座):
アレクサンダー ベスプーチン 判定3対0(116-112x3)ラジャブ ブタエフ(共に露)
*13戦全勝(9KO)のベスプーチンと、12戦全勝(9KO)のブタエフの対戦。両者ともロシア出身ながらも、米国を拠点にプロの活動をしています。西海岸が主戦場のベスプーチンは、これまでのすべての試合を米国内で行ってきました。対するブタエフは東海岸を拠点としながら、2試合、母国ロシアで実戦を経験しています。
アメリカで活躍するロシア人同士が、欧州のモナコで拳を交えた今回の戦い。ベスプーチンの技術がライバルの体力を上回り判定勝利。マニー パッキャオ(比)の格下王座の地位を手に入れる事に成功しました。
すでに慢性化してしばらくたつWBA一階級複数チャンピオン制度。会長が変わらない限り、この制度は変わらないでしょうね。