今月10日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
OPBF(東洋太平洋)スーパーフェザー級戦:
王者三代 大訓(ワタナベ)判定2対1(114-113x2、113-114)挑戦者木村 吉光(白井・具志堅)
*この試合が今年3度目の防衛戦となった三代。一戦ごとに安定感を増していると思われていましたが、今年最後の試合で思わぬ苦戦。比較的安易な挑戦者と思われていた木村に最終回まで粘られますが、最期は何とか判定勝利。結果的には初回に奪ったダウンがものをいい、2対1の判定ながらも4度目の防衛に成功しています。
三好が保持しているのはOPBF王座。しかし今年の3試合、すべての試合で日本人選手との防衛戦を行いました。新年は日本国外の選手との対戦も是非行っていって貰いたいですね。
*先週15日にもお届けしましたが、2019年12月23日現在のスーパーフェザー級王者たちの顔ぶれを見てみましょう。
WBA(スーパー):レオ サンタ クルス(メキシコ/防衛回数0)
WBA(レギュラー):レネ アルバラード(ニカラグア/0)
WBC:ミゲル ベルチェル(メキシコ/6)
IBF:デビン ファーマー(米/4)
WBO:ジャメル ヘリング(米/1)
OPBF(東洋太平洋):三代 大訓(ワタナベ/4)
WBOアジア太平洋:ジョー ノイナイ(比/1)
日本:坂 晃典(仲里/0)
ノイナイ、そのノイナイと引き分けて尾川 堅一(帝拳)、そして強打の新日本王者坂。ここに技巧派の三代が絡んでくると面白い展開になっていくでしょう。