最近(2019年12月5日ごろ)のニュースです。
1)今年の7月に、プロ4戦目でWBOアジア太平洋最軽量級王座を獲得している重岡 銀次郎(ワタナベ)。その王座の初防衛戦で、世界的な強豪選手と対戦します。銀次郎の王座に挑戦するのは、敗戦数は14と多いものの、実力は世界王者レベルと目されるレイ ロレト(比)。これまでにWBA王座に挑戦した経験を持ち、マイナー団体IBOのライトフライ級王座を獲得した経験を持つ強敵です。
2)『銀次郎対ロレト』戦は、大晦日に大田区総合体育館で行われる、WBOスーパーフライ級王者井岡 一翔(Reason大貴)と同フライ級王者田中 恒成(畑中)の防衛戦と同一興行で行われます。その興行では、日本スーパーバンタム級王者久我 勇作(ワタナベ)も出場。比国のジュンリエル ラモナルと現在空位のWBOアジア太平洋スーパーバンタム級王座を争います。
3)先月、WBOライトヘビー級王座を獲得したサウル アルバレス(メキシコ)。これまで保持していたWBAスーパーミドル級のレギュラー王座を返上しています。
4)かつてWBAスーパーミドル級王座を2度獲得した経験を持つアンソニー マンディン(豪)。現在44歳になったマンディンですが、先月末30日、一年ぶりのリング復帰戦を行っています。今回マンディンが対戦したのは、プロ・ボクシングの試合を行うのが、何と2003年6月以来となる元豪州ミドル級王者のジョン ウェイン パー(Parr)。そんなプロ・ボクシングの長期ブランクのある選手を相手に、何とマンディンは1対2(95-94、93-95、93-96)の判定負けを喫してしまいました。
5)2015年以来、マンディンが行った試合は僅か5試合。しかも1勝4敗(2KO負け)と散々な結果しか残すことが出来ていません。そろそろ現役からの引退を考えるべきでしょうね。殊勲の大金星を挙げたパー。キックボクシングでは世界的にかなり有名と聞いています。
6)これまでにIBFとWBCのクルーザー級王座を獲得してきたクジストフ ブルダルチク(ポーランド)。11月30日にテーラー マビカ(ガボン/仏)に判定勝利を収め、現在空位のWBC同級王座決定戦へ駒を進めています。来春にも予定されるその王座決定戦。ブルダルチクはイルンガ マカブ(コンゴ)と対戦することになるようです。