最近(2019年12月11日ごろ)のニュースです。
1)先月、WBOライトヘビー級王座を獲得したサウル アルバレス(メキシコ)。これまで保持していたWBAスーパーミドル級のレギュラー王座を返上したと思われていたのですが、どうやらそれは誤報だった様子。カネロ(アルバレスのニックネーム)の次戦の対戦相手候補には、WBAスーパーミドル級のスーパー王者であるカラム スミス(英)や、WBO同級王者のビリー ジョー ソーンダース(英)の名前が挙がっています。
2)先月15日に防衛戦を行ったばかりのWBAクルーザー級スーパー王者のアルセン グラムイリアン(アルメニア/仏)。今月末28日に早くも次の防衛戦を予定しています。今回グラムイリアンが迎えるのは、米国を本拠地にしているモルドバ人コンスタンティン ベジェナル。
3)以前グラムイリアンが保持していた王座を腰に巻いていたデニス レべデフ(露)。今年の初めに現役からの引退を発表していましたが、10日後の21日にリング復帰戦を行います。南アフリカのタビソ ムクヌと対戦レべデフ。その試合にはWBCクルーザー級のシルバー王座が争われることが発表されています。
4)先月末30日、スーパーバンタム級とフェザー級でそれぞれ2つのベルトを獲得してきたカール フランプトン(米)がラスベガスのリングに登場。スーパーフェザー級の世界ランカーであるタイラー マクリーリー(米)から2度のダウンを奪うなどして大差判定勝利。世界3階級制覇に向け、大きく前進しています。
5)同じ興行には、フランプトンと同じくスーパーフェザー級に転向してきた前WBOフェザー級王者オスカル バルデス(メキシコ)も登場。こちらは代役対戦者アダム ロペス(米)にダウンを奪われるなどして大苦戦。7回に何とか逆転TKO勝利を収め、苦いスーパーフェザー級でのデビュー戦を白星で飾っています。
6)先月末27日、日本でもお馴染みの元WBAバンタム級王者アンセルモ モレノ(パナマ)が地元パナマのリングに登場。ベネズエラのルイス ニノに8回失格勝ちを収め、再起2連勝を飾っています。