先月27日、米国・ミネソタ州で行われた試合結果です。
WBAスーパーミドル級戦（レギュラー王座）：
王者デビット モレル（キューバ）KO初回2分32秒 挑戦者マリオ カサレス（メキシコ）
＊昨年8月に、暫定ながらもプロ3戦目で世界王座を獲得したモレル。師走に初防衛戦を予定していましたが、前日計量に失敗していました。結局その試合は無冠戦で決行され、モレルは難なく勝利を収める事に成功。しかし不思議な事に、モレルが世界王座を剥奪されることなく、しかも何故だかレギュラー王者に自動的に昇格していました。
デビュー戦以来の本拠地ミネソタ州での試合となったモレル。会場には大観衆が足を運んでいました。最高の雰囲気の中、好調なコンディションを思わせる動きを見せた両選手。そんな中初回終盤、王者がサウスポースタイルからの左をライバルの顎にクリーンヒット。そのパンチで試合は終わっています。
見事なパンチで初防衛に成功し、ホームタウンに錦を飾る事となったモレル。今後の活躍が期待できそうな選手です。
下記は2021年7月11日現在の、モレルを含めたスーパーミドル級のタイトルホルダーとなります。
WBA（スーパー）：サウル アルバレス（メキシコ/防衛回数3）
WBA（レギュラー）：デビット モレル（キューバ/1）
WBC：サウル アルバレス（メキシコ/2）
IBF：カレブ プラント（米/3）
WBO：サウル アルバレス（メキシコ/0）
OPBF（東洋太平洋）：空位
WBOアジア太平洋：パベル シリャキン（露/0）
