最近(2021年7月22日ごろ)のニュースです。
1)今月16日にで空位だった比国OPBF(東洋太平洋)ミニマム級王座決定戦が行われています。比国人同士の対戦となったこの戦い。WBC王座への挑戦経験を持つメルビン ジェルサレムが、WBA王座への挑戦経験を持つロベルト ランデロに明白な判定勝利(3対0:118-110x2、116-112)を収め、日本でもお馴染みの王座を獲得する事に成功しています。
2)WBAフェザー級レギュラー王者徐 燦(シュ チャン/中国)が今月末31日、英国のリングに登場。リー ウッド(英)を迎え、保持する王座の3度目の防衛戦を行います。この試合は徐にとり、2019年11月以来のものとなります。
3)徐と対戦を熱望していた前IBF同級王者のジョシュ ワーリントン(英)。しかしIBFが王座統一戦を認めなかったために、IBF王座を返上。今年の2月に、中国人に代わって、メキシコのマウリシオ ララと対戦しました。ワーリントンの無難な勝利が予想されていた一戦でしたが、そこには思わぬ落とし穴が。ララが予想外のワンサイドの試合を演じ、9回TKOで勝利を収めてしまいました。徐への挑戦はもとより、ララへの復讐を誓ったワーリントン。両者の再戦が9月4日に予定されています。
4)ワーリントンが返上して空位となっているIBFフェザー級王座。その王座決定戦が来月7日に行われます。英国人同士の対戦となるその一戦。この試合に出場するのはキッド ギャラードとジェームス ディッケンスとなります。
5)同日、米国ミネソタ州でWBAウェルター級暫定王座決定戦が行われる予定です。その試合に出場するのは、プロ4戦目となるガブリエル マエストレ(ベネズエラ)とランキング下位のコディ クロウリー(カナダ)。
6)その一週間後の14日、17戦全勝全KOで、すでにWBOウェルター級の指名挑戦権を手に入れているバージル オルティス(米)が、2019年師走に、そのWBOウェルター級タイトル保持者のテレンス クロフォード(米)に挑戦したエギディウス カバラウスカス(リトアニア)と対戦。今年3月に獲得しているWBOインターナショナル王座の防衛戦を行います。カバラウスカスはクロフォードを相手に、9回まで奮戦しています。果たしてオルティスは、将来の対戦相手より早くカバラウスカスを仕留める事が出来るのでしょうか?