DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

WBAミドル級に4人目の王者誕生か!?

2015年10月11日 00時05分35秒 | ボクシングネタ、その他雑談
ベネズエラの現地時間の数時間後に、下記の試合が行われます。

WBAミドル級王座決定戦(第2の暫定王座):
セルゲイ コミットスキー(ウクライナ)対 アルフォンソ ブランコ(ベネズエラ)

*現在、WBAミドル級には3人の王者が存在しています。

スーパー王者:ゲナディー ゴロフキン(カザフスタン)
レギュラー王者:ダニエル ジェイコブス(米)
暫定王者:クリス ユーバンク(英)

ここにきて、4人目の「世界」王者決定戦を決行しようとしているWBA。ゴロフキンは6日後の17日に、ユーバンクはその一週間後の24日に、そしてジェイコブスは12月5日にWBAが認定する世界ランカー、もしくは他団体王者との試合が決まっているにも関わらずにです。

WBA曰く、「ユーバンク対トニー ジーター(米)の勝者はその試合後、王座即剥奪」だそうです。ちなみに現在のランキングはピーターが4位、ブランコは10位、ジーターは13位、コミットスキーは15位。WBAもランキング作成が大変でしょうね。インター王座決定戦や、挑戦者決定戦ではいけないのでしょうかね?日本も同団体の王者は「スーパー」の付く選手以外は世界王者として認めないべきです、それも早急に。

さようなら、WBA。
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今週末の試合予定

2015年10月10日 01時14分33秒 | 世界ボクシング
2015年10月第2週末の試合予定です。

10日 土曜日
英国
WBOライト級戦:
王者テリー フラナガン(英)対 挑戦者ディエゴ マグダネロ(米)

WBOスーパーウェルター級王座決定戦:
リーアン スミス(英)対 ジョン トンプソン(米)

ベネズエラ
WBCライト級戦:
王者ホルヘ リナレス(ベネズエラ/帝拳)対 挑戦者イバン カノ(メキシコ)

WBAミドル級王座決定戦(第2の暫定王座):
セルゲイ コミットスキー(ウクライナ)対 アルフォンソ ブランコ(ベネズエラ)


14日 水曜日
米国・アリゾナ州
IBFフェザー級戦:
王者リー セルビー(英)対 挑戦者フェルナンド モンティエル(メキシコ)


16日 金曜日
米国・イリノイ州
WBAスーパーフライ級戦(レギュラー王座):
王者河野 公平(ワタナベ)対 挑戦者亀田 興毅(日本)
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内山の格下王者、初防衛に成功(WBAスーパーフェザー級:レギュラー王座)

2015年10月09日 00時15分23秒 | 世界ボクシング
先月末29日、米国・ネバダ州で行われた試合結果です。
WBAスーパーフェザー級戦(レギュラー王座):
王者ハビエル フォルトゥナ(ドミニカ)TKO10回35秒 挑戦者カルロス ベラスケス(プエルトリコ)

*5月に同王座を獲得しているフォルトゥナ。以前一つ下のフェザー級では同団体の暫定王座に就いていました。今回の初防衛戦では2回にダウンを奪い終盤TKOで勝利。戦績を29勝(21KO)1引き分けとしています。個人的には年末に、スーパー王者内山 高志(ワタナベ)に挑戦してもらいたいですね。

内山から見て2つ下の王座を保持しているのがエマニュエル ロペス(メキシコ)になります。ロペスはフォルトゥナより先に暫定王座を獲得し、初防衛にも成功しています。しかし奇妙な事に立場は逆。そのロペスが今月24日、同国人のベテランであるミゲル ローマンを相手に2度目の防衛戦を予定しています。ローマンはベテランといってもまだ29歳。しかし既に52勝(39KO)11敗というキャリアを築いており、これまでにWBAフェザー級、WBCライト級のそれぞれの王座に1度ずつ挑戦。

話が挑戦者に集中しますが、ローマンはこれまでにWBCユース・スーパーバンタム級、WBC中米スーパーフェザー級、WBCインターナショナル・ライト級のシルバー王座、WBC米国スーパーフェザー級王座を獲得してきています。最近は14連勝(11KO)と非常に波に乗っており、昨年6月には同胞の元WBOスーパーバンタム級、WBCフェザー級王者ダニエル ポンセ デレオンを9回で下し引退に追い込んでいます。

地方王座的感じのする一戦ですが、中々の好試合が期待できそうです。
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高山、中盤TKOでV2(IBFミニマム級他)

2015年10月08日 00時12分36秒 | 世界ボクシング
10日前の9月27日、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)で行われた試合結果です。
IBFミニマム級戦:
王者高山 勝成(仲里)TKO8回1分20秒 挑戦者原 隆二(大橋)

*日本のリング復帰後、日本人選手との世界戦が増えている高山。今回も持ち前のスタミナと手数で自らのペースを掴んだ高山。昨年大晦日に奪回した王座の2度目の防衛に成功しています。

WBAフライ級戦(レギュラー王座):
王者井岡 一翔(井岡)判定3対0(120-108、119-109x2)挑戦者ロベルト ドミンゴ ソーサ(亜)

*4月に実力者ファン カルロス レベコ(亜)に僅差の判定を収め、WBAフライ級の第2のベルトを手にしている一翔。そのレベコの同胞ソーサに判定勝利を収め、白星を一つ加えています。

そのレベコですが一翔が初防衛に成功したその日、地球の反対側で勝率5割のブレイロル テラン(ベネズエラ)と対戦。大差判定勝利を収め再起に成功しています。

日本スーパーフライ級戦:
王者石田 匠(井岡)判定3対0(99-91、98-93、97-93)挑戦者木村 隼人(ワタナベ)

*昨年8月に同王座を獲得している石田。韓国、タイ、比国で実績を積んできた木村にワンサイド勝利。防衛記録を3に伸ばしています。
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ホプキンスのスーパーミドル級挑戦はあるのか?(色々:10‐07‐15)

2015年10月07日 01時42分46秒 | 世界ボクシング
最近(2015年10月7日ごろ)のニュースです。

1)11月21日に5度目の防衛戦を予定しているのがWBOスーパーミドル級王者アーサー アブラハム(独)。近日中に挑戦者が正式に発表されるようですが、希望を込めバーナード ホプキンス(米)と対戦すると予想します。

2)同日、米国ネバダ州ラスベガスで行われる注目の一戦、ミゲル コット(プエルトリコ)対サウル アルバレス(メキシコ)戦と同じ興行にWBAスーパーミドル級王者アンドレ ワード(米)が出場する可能性アリという噂を耳にします。ワードの挑戦者には希望を込めバーナード ホプキンス(米)が選ばれると予想します。

早い話、私(Corleone)はホプキンスがスーパーミドル級王座に挑戦し、獲得する姿が見たいです。

3)それらの試合の一週間後の28日、IBFスーパーミドル級王者ジェームス デゲール(英)がカナダに乗り込み保持する王座の初防衛戦に臨みます。デゲールに挑戦するのは、かつて同王座を保持し、圧倒的な強さを見せていたルシアン ビュテ(カナダ)。

4)ちなみにWBC同級王者バドゥ ジャック(スウェーデン)は先月に防衛戦を行ったばかり。次の試合は早くても今年の師走、又は来年早々になるのではないでしょうか。私はジャックにホプキンスが挑戦する事を希望、そして期待します。

5)今年2月にWBAミドル級第3の王座を獲得しているクリス ユーバンク(英)。今月24日にトニー ジーター(米)を相手に保持する暫定王座の初防衛戦を行います。

6)WBC最軽量級王者のワンヘン メナヨーシン(タイ)が11月24日、韓国のベー ユンキルを相手に3度目の防衛戦を行います。
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ポストル、マッティーセをKO(WBCスーパーライト級)

2015年10月06日 00時19分46秒 | 世界ボクシング
現地時間の一昨夜、米国・カリフォルニア州で行われた試合結果です。
WBCスーパーライト級王座決定戦:
ビクトル ポストル(ウクライナ)KO10回2分58秒 ルーカス マッティーセ(亜)

*その実力は認められていながらも、マッティーセがこれまでに獲得した世界王座は「暫定」の付くWBCのみ。ザブ ジュダー、デボン アレクサンダー、ダニー ガルシア(すべて米)強豪相手に3敗を喫しているマッティーセですが、その全てが僅差の判定負け。今回の試合前、一般的知名度が低いポストルが相手だっただけに、マッティーセ有利の声が多く聞かれました。しかし蓋を開けてみるとどうしてどうして。ポストルはとんでもない実力の持ち主でした。

先制を取ったのはマッティーセでしたが、攻めに急いでいる感の初回のアルゼンチン人。2回以降ポストルがその長い左ジャブで主導権を握っていきます。

身長180センチ、リーチは何と187センチもあるポストルは、その体格差を十分に生かし試合を組み立てて行きます(マッティーセは身長169でリーチは175)。正確で、力強いジャブを絶え間なく放ち、マッティーセが入ってくればスムーズなフットワークでそれをかわしていきます。マッティーセが中に入ることが出来ても左右のアッパーを交えた連打で対応。精神力/気の強さも見せつけます。パンチは左ジャブでなく、左右を上下に打ち分けマッティーセに的を絞らせません。アルゼンチン人も奮闘するのですが、どうしても展開を逆転するまでには至らず。ポイントは回を重ねる毎にウクライナ人に流れて行きます。



6回に強打でポストルを怯ませたマッティーセですが、その攻勢も長くは続かず。7回からは再びポストルのペースに逆戻り。

マッティーセにとって惜しかったのは7回。6回の流れのまま迎えたこの回でしたが、同回前半に両者の頭が激突するアクシデントに見舞われてしまいます。両選手ともに負傷する事はありませんでしたが、マッティーセはせっかくの流れを断ち切られてしまいました。

10回の終盤、左を出しながら入って行こうとした所に右を合わせられダウンを喫したマッティーセ。そのままひざをついたままテン・カウントを聞くことになりました。試合後、「しばらくの間何も見えなかった」とコメントを残しています。



予想外の圧勝で空位の王座を獲得することに成功したポストル。階級とそのボクシング・スタイルは違うものの、体格的に元WBA/WBCスーパーフェザー級王者へナロ エルナンデス(米/帝拳)を連想してしまいます。戦績は28戦全勝で12KOの新王者ですが、戦績以上のパンチ力はあるでしょう。今回の試合、マッティーセは決して悪くありませんでした。ただそれ以上にポストルが巧く、強かった、に尽きるのではないでしょうか。ポストルが安定政権を築く可能性アリ、と見ます。

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ワイルダー、タフガイをストップ(WBCヘビー級)

2015年10月05日 01時11分11秒 | 世界ボクシング
先月末26日、米国・アラバマ州で行われた試合結果です。
WBCヘビー級戦:
王者デオンティー ワイルダー(米)TKO11回55秒 挑戦者ヨハン ドゥオパ(仏)

*現役最強のヘビー級と謳われている3団体統一王者ウラジミール クリチコ(ウクライナ)の対抗馬であるワイルダー。今年1月に同王座を獲得して以来、今回が2度目の防衛戦になります。

試合前、「あまりにも安易な挑戦者を選択した」と非難が集中したワイルダーですが、世界王者ながらも未知数な部分が多い選手なだけに、個人的にはマッチメークの上手さを感じます。

挑戦者は世界的には中堅選手であるフランス人ドゥオパ。戦績は32勝(20KO)2敗とそこそこですが、やはり王者との実力差を埋めることは出来ませんでした。

しかしこの格下挑戦者は異常なタフネス(打たれ強さ)を十二分に発揮ました。試合開始からレフェリーストップが入るまで、とにかく前進を止めなかったフランス人。惜しいこと戦績以上にパンチ力が欠けていました。

   

挑戦者のタフネスにも負けず、王者はスタミナを証明。前進を止めない挑戦者に、左右上下のパンチの嵐を見舞い続けました。自身の左目を腫らす結果となりましたが、不安視されていたスタミナ不足を拭う結果にもなりました。

全勝記録を35に伸ばしたワイルダー。これまでにKO/TKO出来なかった試合は僅か1。次戦では指名挑戦者で元WBA王者アレクサンデル ポベトキン(露)を迎えることになりそうですが、その一戦は好試合が期待できるでしょう。

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ウラジ対フューリーの延期戦が決定(色々:10‐04‐15)

2015年10月04日 00時57分09秒 | 世界ボクシング
最近(2015年10月4日ごろ)のニュースです。

1)本来なら今月末に行われる予定だった3団体統一ヘビー級戦、王者ウラジミール クリチコ(ウクライナ)対タイソン フューリー(英)。11月28日に仕切り直しとなった様子です。

2)WBAミドル級のレギュラー王者ダニエル ジェイコブス(米)が12月5日、故郷である米国ニューヨーク州で同郷出身でかつてWBO王座を保持していたピーター クイリンを相手に3度目の防衛戦を行います。

3)今年2月にジェイコブスの格下(暫定)王座を獲得しているのがクリス ユーバンク(英)。今月24日と12月12日に試合を予定しています。現在、ユーバンクの暫定王座がどうなっているかは正式には発表されていません(多分剥奪?)。

4)ジェイコブスの防衛戦の前座には、WBAフェザー級レギュラー王者であるヘスス クエジャール(亜)も登場。9月にジョニー ゴンザレス(メキシコ)に僅差判定勝利を収めておりジョナサン オケンド(プエルトリコ)を相手に5度目の防衛戦を行います。

5)6月にWBAフェザー級レギュラー王者ヘスス クエジャール(亜)に挑戦し、予想外の善戦を見せるも8回KO負けを喫したビック ダルチニアン(豪)。先ほど、5年半ぶりの豪州での試合に挑み、格下のタイ人デンカオセン クラティンデーンジム(タイ)を2回TKOで下し再起に成功しています。

6)前日本フライ級王者で、さらなる飛躍が期待されていた村中 優(フラッシュ赤羽)。4月に予定されていた日本王座の防衛戦では、前日計量で契約体重を超過するという失態を演じ王座を失っています(試合自体には勝利)。2日前の10月2日、再起戦を予定していましたが、今回もまたしても契約ウェートを作れず。その試合自体は中止となり、JBCから何らかの処分が科される事になる見込みです。村中選手、そしてフラッシュ赤羽ジムの行為は、プロとして恥ずべき事。同団体からは厳しい処置をする事を期待します。
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今週末の試合予定

2015年10月03日 01時47分04秒 | 世界ボクシング
2015年10月第1週末の試合予定です。

3日 土曜日
米国・オハイオ州
WBAスーパーライト級王座決定戦(レギュラー王座):
エイドリアン ブローナー(米)対 カビブ アーラフベルディエフ(露)

IBFスーパーフェザー級戦:
王者ホセ ぺドラス(プエルトリコ)対 挑戦者エドナー チェリー(米)

米国・カリフォルニア州
WBCスーパーライト級王座決定戦:
ルーカス マッティーセ(亜)対 ビクトル ポストル(ウクライナ)
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仙台での2大世界戦(WBCライトフライ級)

2015年10月02日 00時06分31秒 | 世界ボクシング
11月28日、仙台ゼビオアリーナで予定される試合です。
WBCライトフライ級戦:
王者ペドロ ゲバラ(メキシコ)対 挑戦者木村 悠(帝拳)

WBCスーパーフライ級戦:
王者カルロス クアドラス(メキシコ/帝拳)対 挑戦者江藤 光喜(白井・具志堅)

*この一週間前の21日には、木村とクアドラスの同僚である三浦 隆司がボクシングの聖地ラスベガスで保持するWBCスーパーフェザー級王座の防衛戦に臨みます。今回の試合会場では、3年前に同じく帝拳である山中 慎介がWBCバンタム級王座の防衛に成功しています。粟生 隆寛も同興行に出場します。

正直、ライトフライ級戦だけでは物足りなさを感じていましたが、クアドラスの防衛戦が加わったことによって、グッと興味を引く興行になりました。
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