ダンポポの種

備忘録です

20年

2009年01月08日 23時33分18秒 | 日記・雑記
きのう、「天皇陛下・即位20年」という新聞記事を見ました。
昭和天皇が崩御されてから、ちょうど20年になるのですね。
そうそう…、あれは1月7日の朝でした。年が明けてすぐのことでしたな。

あのとき、私は高校1年生でした。
1月7日ですから、冬休みの期間中だったのですが(冬休みの最終日ぐらいだったんじゃないかな)、
私は学校から〝補習〟の呼び出しを受けていたので、この日も朝から登校しました。
昭和が終わった日、私は補習授業だったというわけで…。
定期試験の結果がメチャクチャだったところを補習を受けることで勘弁してやろう、という温情措置ですから、休むわけにいかなかったです。

その日の補習の教室内で、仲間たちと昭和天皇崩御の件をどんなふうに語り合ったのかは、よく覚えていないです。
当日の朝のニュースですから、話題には上がっていたと思うのですが。
前年の秋以降、容態が不安定になっておられる旨、たびたびニュースで伝えられていましたし。
「ついに…、お亡くなりになったな」
というふうな話は、仲間たちと交わしたと思います。
「崩御って言うんやな」とか。
それよりも、お互い、目の前にある「補習」のことで気分は滅入っていたように思います。

あれから20年ですか。
すでに自分でも気付いているのですが、私なんぞも「昭和生まれ」だと言うものの、もはや平成時代で過ごした時間のほうが長くなっているわけで。
時がたつのは早いです。

◇       ◇       ◇

以下、おまけです。

その「補習」を受けた日のことなのですが、補習授業は午前中だけで終わったので、
そのあと私は、まっすぐ帰宅せずに、近鉄電車でふらふらと出かけました。

生駒線と田原本線に乗りに行ったのです。
当時の私は「近鉄全線走破を目指す」と言って、ちょこちょこ乗りに出かけていたものです。


↓そのときに、駅の入場券を買っていて、今でも手元に残っています。


↑最近の私は、こんなふうに入場券を買うことはしていません。
 始発駅と終着駅の〝同じ日付〟の入場券を残すことで、その路線に乗ったことの証明にしよう、という発想で当時は買っていました。
 改めて見返すと、生駒線・田原本線のほかに、京都線もこの日に入場券を買っていたんだな。
 この頃は、近鉄の入場券は100円(現在は150円)で、しかも〝硬券〟でした。


↓〝昭和64年〟つながりで、もう一枚。


↑当時私が使っていた通学定期券(京阪電車)。
 以降は近鉄電車だけで学校まで通うようになったので、これを最後に京阪電車の定期券は買っていません。
 なので、今でも手元に残っています。(とにかく、こういうモノは捨てない)

 1駅区間とは言え、6ヶ月でこの金額。通学定期券は安い。
 氏名は消させてもらいましたが、16(歳)って書いてあるがな…。ヤングや。