
きょうも暖かくて良い天気でした。
昼下がりのひととき、また大和西大寺駅へ行ってきました。

↑きょうの狙いは、ずばり、阪神車と京都市地下鉄車の〝奇跡の出合い〟!
私は事前に『近鉄時刻表』に目を通し、両者が大和西大寺駅で出合いそうな時刻を見計らって出かけました。
しかし、結果はご覧の通りっ!
残念無念、この時刻の国際会館ゆき急行は、近鉄車(3200系)でありました。
これが地下鉄車だったら、いい写真になったんだけどなぁ…。
くじけずに、ほかの時間帯にもまた撮影してみたいと思います。
昼間ダイヤでは、毎時30分ごろに「奈良ゆき快速急行」と「国際会館ゆき急行」が大和西大寺駅ですれ違います。
快速急行が阪神車で、急行が地下鉄車、という組み合わせを狙うのです。
双方とも近鉄車でやって来る場合が当然ありますから、車両運用の下調べが必要ですね。

↑阪神9000系がやって来ました。
大和西大寺止まりの区間準急です。(区間準急なので、この列車は尼崎始発)
1000系とともに近鉄線直通用に抜擢されたのが、この9000系です。
このまえ阪神沿線へ出かけたときには遭遇できなくて、撮影できずじまいだった形式です。

↑阪神1000系(奈良ゆき快速急行)と、近鉄30000系ビスタEX(橿原神宮前ゆき特急)、大和西大寺での出合い。

↑大和西大寺駅の東側(奈良方)で顔を合わせる阪神の1000系と9000系。
出先で同僚と出合う…ってとこでしょうか。
「おう! どうや、調子は」
「うん、まずまずや」
「ほなな」
「おう、気ぃつけて!」
…っていう感じだと思います。(←何の会話やねん)

↑9000系が、引き上げ線から折り返してきました。
大和西大寺始発の区間準急となって、尼崎へ帰ってゆきます。
「フーッ、また区間準急かぁ…」って、9000系がぼやいてそう?

↑阪神9000系と、その奥に京都市地下鉄10系です。
一応、奇跡の出合いが実現!?
いや…、こんな中途半端な写し方じゃダメだな。

↑1000系の三宮ゆき快速急行が到着するところです。
その横を、回送の近鉄特急車が発車していきます。
ふたつの列車が並走しながら駅へ入って来る「同時進入」のように見えますが、この場面では、両者はすれ違っているのです。
1000系はヘッドライトが点いていますが、特急車のそれは点いておらず、テールライトになっているので…、確認できますね。
回送列車の出入りも激しい大和西大寺駅では、列車の動きは非常に複雑です。
上りホームと下りホームとがありますが、回送列車は各ホームに〝逆走〟で到着または発車してゆくことが多々あります。
鉄道ファンとして、眺めているぶんには楽しいことこの上ないのですが、
「よくもまあ、列車同士がぶつからないもんだな…」
と、真剣にそう思うこともあります。

↑三宮ゆき快速急行と、奈良ゆき区間準急(尼崎から走ってきた列車です)。
直通列車同士が並んだよ、というひとコマです。