ダンポポの種

備忘録です

やっぱり峠へ行ってきた

2020年07月18日 22時38分20秒 | 散歩・ウォーキング





きょうは天気回復し、昼間は雨の心配が無さそうだったので、歩きに行ってきました。

暗峠(くらがりとうげ)へ、行ってきました

わし、4月の散歩自粛によって体力が落ちた(=登坂力が低下した)ため、この6月・7月には「暗峠へは行かない」とブログに書いておりましたが、やっぱり、あの急勾配を登りたくなってきて…、きょう、思い切って出かけてきました。

せっかくなので、きょうは、近鉄が発信しているハイキング企画の『近鉄あみま倶楽部アプリ』(スマホ)を使って、伊勢参宮本街道「暗峠・榁木峠越えコース」のスタンプラリーも楽しみながら、歩きました。

「暗峠・榁木峠越えコース」というのは、近鉄枚岡駅からスタートし、暗峠を越えて、南生駒から榁木峠を抜け、富雄川に行き当たったところから川沿いに近鉄富雄駅まで、のハイキング・コースです。
枚岡から富雄まで、コース距離は約16km。ええ距離ですわ。

登坂力にまだまだ不安を感じている私ですが、結果的にきょうは、無事に全行程を歩き通すことが出来ました。暗峠の急勾配を、必死のパッチで登り切りました。
やっぱり結果ですね。リタイアせずに歩き切ったというのは、大いに自信になります。
(*^^*)

【読み方】
暗峠(くらがりとうげ)。榁木峠(むろのきとうげ)。枚岡(ひらおか)。富雄(とみお)。



↑近鉄奈良線の区間準急に乗って出掛けました。枚岡(ひらおか)で下車。



↑枚岡(ひらおか)駅の改札口前。きょうのウォーキングは、ここからスタートです。
 12時08分、枚岡駅前から歩き始めました。

枚岡駅は、「暗峠・榁木峠越えコース」のスタート点であり、チェックポイント(スタンプ獲得地点)です。
改札口前のこの場所で、あみま倶楽部アプリ(スマホ)を起動して、1個目のスタンプをゲットしました。
スマホ画面に、チェックポイントのスタンプ(イラスト。デジタルスタンプ)が取り込まれていきます。
GPS機能で現在地が把握されて、所定のデジタルスタンプがスマホに取り込まれます。



↑12時14分、国道308号線に合流-。暗峠への急坂がはじまる地点です。
 これを写している背後に、近鉄線のガード橋があります。(ブログ内呼称:枚岡ガード)
 「さあ 登るぞ



↑白い舗装で、路面にはたくさんの〝マルマル〟が刻印されています。
 マルマルの刻印は、滑り止めの役割かな(?)
 この路面を踏むと、「ああ、暗峠への道だなぁ…」って実感がわいてきます。
 昨年12月21日に歩きに来て以来、7カ月ぶりの暗峠アタックです。 



↑「椋ケ根橋北」の地点。





↑12時27分。
 赤い橋のそばを通り過ぎて、少し先で、休憩しました。
 この時点ですでに、汗が大量にふきだしておりました。











↑「ナンダッ サッカ コンナッ サッカ
 のぼり坂で停止寸前になりかけてるけれど走り続ける蒸気機関車のように(?)、粘り強く前進!



↑12時35分。(枚岡ガードから約20分歩いてきた)
 朱色の鳥居のところに着きました。ここでまた休憩しました。
 この先に、一番急な勾配(最急勾配)が待っています。





↑夏の草に埋もれ気味の、道しるべ。
 この道しるべを、ここを通るたびに毎回写していますわ。
 写真を撮りながら、いっぺん足を止めて呼吸を整える、という意味もあります。



↑暗越えの最急勾配地点です。右カーブしながらの、オニのような斜度です。
 一歩ずつ、足を前へ踏み出すしかありません。
 歩く動作がスローモーションみたいになっていると、自分でも感じます。頑張って前進--。



↑急勾配を抜けて、弘法大師のお水のところで休憩したのち、また歩きます。
 この先は勾配が断然緩くなりますが、上り坂であることに変わりなく、辛抱強く歩かねばなりません。



↑石畳に入りました。暗峠は目前です。



↑12時56分、暗峠に到着しました。枚岡ガードから約40分でした。
 「暗峠まで登り切ったぞー



↑きょうは、峠の茶屋(すえひろ)に立ち寄って、休憩しました。



↑野菜カレーをいただきました。600円也。
 (ひとくち食べてしまってから写しました。スマン

「カレーライス、おいしかったです

「暗峠」が、ふたつめのチェックポイントです。(あみま倶楽部アプリ スタンプラリー)
さっき、暗峠の石標で写真を撮ったときには、チェックポイントのことをすっかり忘れていて、すえひろでカレーを食べているときに思い出しました。
カレーの手を止めて、スマホを操作し、2個目のデジタルスタンプを獲得しました



↑13時15分、すえひろを出発して、また歩き始めました。
 暗峠を越えたので、ここから先は奈良県です。
 こんどは坂道を下っていきます。南生駒をめざして下ります。







↑だいぶん下ってきました。
 青い空と、緑の田んぼ-。田んぼの緑は〝濃い緑〟やね。夏を実感します。
 こういう風景の中を元気に歩けることが、嬉しいです。
 下り坂を歩いているうちに、体力もだいぶん回復しました。
 南生駒から先へは、また急勾配区間が点在するので、頑張って歩こう。



↑13時58分。(ほぼ午後2時)
 南生駒の町に着きました。国道168号線の交差点です。



↑竜田川を渡って、南生駒駅前の自動販売機コーナーで休憩しました。
 ペットボトルの「水」550ml×2本買って、リュックに入れました。



↑竜田川と生駒山。



↑14時07分。近鉄生駒線の踏切を渡って、南生駒をあとにします。
 スタートの枚岡駅前から南生駒まで、約9700歩でした。
 約1万歩とも言えますが…、私は「まだ1万歩を超えていないのか」と思いました。
 南生駒から先は、再び上り坂です。つぎは、榁木峠(むろのきとうげ)を目指して歩きます。



↑踏切を渡って、少し歩くと、坂道が出現します。
 路面の舗装が、黒いアスファルトから、白い舗装に変わります。



↑南生駒駅から近く、家並みが続いている区間なのですが、けっこう急坂です。
 白い舗装でマルマルの刻印があるのが、急坂の証ですわ。
 ここでは、急勾配の距離は短いので、気合で登りきる!





↑14時23分。
 小瀬保健福祉ゾーン(老人福祉施設など)のところにある、足湯「歓喜の湯」が見えてきました。
 画面の黄色矢印(屋根が見えてる)が、足湯「歓喜の湯」です。
 この「歓喜の湯」が、三つめのチェックポイントです。(あみま倶楽部アプリ スタンプラリー)



↑私が着いたとき、先客が7~8人おられました。



↑チェックポイントでもあるし、せっかくなので、私も足を入れてみました。
 きりっとした熱さで、疲れた足には良い刺激になりました。
 なお、この足湯は、誰でも無料で利用できます。

休憩がてら5分ほど足を浸けて、ほっこりしました。
靴を履きなおして、再び歩き始め…
「あっ、そうだ! デジタルスタンプをまだ獲得していなかったな…」
危うく、そのまま立ち去るところでした。
ふだんから、ただ黙々と歩くだけのスタイルなので、スタンプラリーのことを忘れがち



↑このさき、榁木峠への急勾配が控えています。



↑来ました! きつい坂道です。
 距離は短いですが、疲れた体にはかなりキビシイ



↑急坂を登り切ったところの、道路から一段高い場所に、お地蔵さまがおられます。
 14時41分、榁木峠のお地蔵さんです。



↑このあたりが榁木峠。(さっきのお地蔵さまのあたりが、峠なのかな?)



↑榁木峠から先は、おおむね下り坂です。
 ところどころ、登り返しがありますが、知れています。
 ここまで来たら、きょうのゴール地点・富雄駅まで歩き切るのみだ~!



↑木立のなかを下っていきます。(電柱も混じっとる



↑15時02分、村井家住宅のところまで来ました。
 電柱に、308号線の国道標識(オニギリ)がありますね。色あせているけれど。





↑追分本陣、村井家住宅。
 この「村井家住宅」が、四つめのチェックポイントです。(あみま倶楽部アプリ スタンプラリー)
 建物内には入りませんけれど、この場所でスマホ操作して、スタンプ獲得!



↑追分を後にして、第二阪奈(高速道)を跨ぎます。
 画面左の遠くに、若草山が見えています。



↑暗峠、榁木峠を越えて、無事にふもとへ下ってきました。



↑15時20分、富雄川にかかる橋のところに着きました。
 きょうは橋を渡らずに、ここで左折して、富雄川に沿って歩いて行きます。



↑富雄川の西岸を歩きます。この道が富雄駅のそばまで通じています。
 308号分岐から富雄駅までずうっと平坦区間ですが、3.5kmほどあります。案外遠いな。





↑途中、霊山寺(りょうせんじ)の前を通ります。真言宗のお寺さま。
 15時32分、この画像は門前の橋の上から写しました。



↑この「霊山寺」が、五つめのチェックポイントです。(あみま倶楽部アプリ スタンプラリー)
 きょうは境内に立ち入ってお参りはしませんが、門前のこの場所で、スタンプ獲得しました。





↑富雄川を跨ぐ高架道路は、阪奈道路(奈良県道1号線)です。



↑富雄川は〝滝〟が多いですね。
 川自体の勾配はかなり緩やかで、滝によって、水を流していく感じなのかな。
 「おっ、三段峡やな?」
 「ちゃうわ



↑歩道橋が見えています。
 こっち岸から、階段を上りながら川も渡ってしまうという、ユニークな構造やね。
 川を渡ったところでは下りられないようで、道路の向こう側まで一気に渡ってしまう歩道橋です。



↑ズーム撮影。近鉄電車の高架が見えてきました。



↑16時00分、富雄駅のそばまでやって来ました。
 「着いたー



↑富雄川寄りの改札口前。
 ゴールの富雄駅が、きょう最後の六つめチェックポイントです。(あみま倶楽部アプリ スタンプラリー)

スマホを操作して、デジタルスタンプを獲得しました。
「ん…? スタンプには〝富雄駅東出口〟って書いてあるぞ
富雄川に面したこの改札口(上の画像)は…、富雄駅の構造からすると〝西出口〟ではないのか?

「別の場所に、東出口っていうのがあるんだな」



↑少し歩き足して、東出口に着きました。
 16時04分、めでたくゴールです。



↑富雄駅、東口改札。ここから電車で帰りました。
 枚岡から富雄まで約16km。所要3時間56分(=4時間)。休憩含む。2万1000歩。



↑所定のデジタルスタンプ(計6つ)を獲得し、「暗峠・榁木峠越えコース」は踏破しました




2 コメント

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私も歩きます (まこと)
2020-07-22 21:37:34
……涼しくなったら。今はちょっと時期がね……。
あみま倶楽部アプリ対象のコースには旧街道を通るものがいくつかありますね。
沿線に旧街道が多い(というか旧街道沿いに路線がある)近鉄らしい企画だと思います。
ところで、暗峠のコースは富雄駅から出発して枚岡駅がゴールでもいいんですか?
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Re:私も歩きます (ダンポポ)
2020-07-23 10:16:07
またぜひ歩きに行ってください。
熱さの中、坂を登り始めると、たちまち汗がふき出しました。どんだけ汗かくねん、という感じ。

近鉄沿線のハイキングを楽しむ「あみま倶楽部」という会(会員制)が、以前から存在していました。
このたび、会員制(クラブサークル)という仕組みが無くなって、あみま倶楽部はスマホアプリに変わりました。劇的な変化やね。誰でもスマホで自由にハイキングを楽しんでくださいって。

近鉄線も、街道の近くを通っているケースが多いですね。
あみま倶楽部アプリのコース以外にも、近鉄が設定してる沿線ハイキングコースはたくさんあります。たぶん、今後順次、アプリにもコースが追加されていくのだろうと思います。

富雄駅→枚岡駅で歩いても、差し支えないと思います。
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