勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

落ち椿

2007-02-08 23:56:55 | Weblog
椿の葉

ひとつの花のために
いくつの葉が
冬を越したのだろう
冬の風に磨かれた
椿の葉が輝いている
母のように
輝いている

-星野富弘さん-


 俳句の世界には「落ち椿」という洒落た春の季語があるらしい。我が家の椿も、落ちてなお美しく、木の根元を飾っていた。

花はただ

咲く ただ

ひたすらに

-相田みつをさん-


 そのまましおれさせるのは偲びないので、水を張った器に入れてみた。そしたら箸置きのアヒルも泳がせてみたくなった。春のような温かい日に・・・
2007.02.08