勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

いじめ

2007-02-10 16:54:23 | Weblog
 いじめによる自殺が後を絶たない。いじめる側の自殺者も出ているようだが、どちらも悲しい。

 我が娘のようにその活躍を見守り、何度も紹介している千春ちゃん。教師試験も優秀な成績で合格し、その活躍ぶりは誰もが認めている。

 次の目標のダンス競技会に向け、リーダーにも恵まれ、今その練習に明け暮れている。自身のブログも当分は手につかないようだ。
先日その活躍ぶりに嫉妬などないかと聞いてみた。

「いじめられてない?」 

「全然ないわ!」 

「それは良かったね♪」
「でも、いじめに気がついてないのかもね・・・ニッコリ♪」
 

「あらぁ、そうかもしれないわ!」(笑)

「うん、多分ないとは思うけど、でもそのほうが幸せだよ♪」 

 彼女の人柄の良さは、いじめる理由も見当たらない。
丁寧すぎるくらいの挨拶。誰の話でも真剣に聞く。売れっ子であるにもかかわらず、いつも控えめ。どんなことも善意に受け止める。こんな彼女をいじめる人はいないだろう。

 そして、めきめきと上手くなる彼女の踊りは、練習風景を見て誰もが驚くほどに、半年前の入店した当時とは比べ物にならないほど上達しているのである。

 ところがである、数日前、我が携帯に彼女からメールが届いた。

 すぐに返信した。
「無視しなさい。彼が千春ちゃんに振り向いて貰えない腹いせで言っているんです。馬鹿を相手にすると馬鹿がうつりますよ。そんなときは、明るく笑って『ありがとうございま~す』とでも言ってやりなさい!気にしない、気にしない!」 

 彼女に会った時、こう付け加えた。
「彼は千春ちゃんのこと好きなんだよ。子供が母親に振り向いて欲しいとき、わざと悪戯をしたり、悪態をつくでしょう。小学生の頃、男の子が、好きな女の子にスカートめくりなど、嫌がることをして気を惹くのも同じこと。子供のレベルです。千春ちゃんの実力は誰もが認めること、競技会で頑張りなさい!」
この教師、60歳を遠に過ぎている。

 どこの世界にもいじめはあるもの。一寸千貫、真っ直ぐ立っていれば一寸角の角材でも、千貫の重みに耐えられる、と相田みつをさんも言っている。
2007.02.10