五月雨(さみだれ)を集めて早し最上川
と松尾芭蕉はうたったが、この五月雨は陰暦5月、今の6月のことで、梅雨時の長雨をいうらしい。
五月晴(さつきばれ)れも本来は、五月雨と同じように陰暦の5月のことで、“梅雨の間にときどきある晴れ・梅雨晴れ”のことを言ったそうだ。しかし、今では“新暦五月のすがすがしい晴れ”のことを指すようになり、こちらの方が定着してしているという。
大辞林で調べてみた。
五月晴れ
☆
① 新暦五月頃のよく晴れた天気。
② 陰暦五月の梅雨の晴れ間。梅雨晴れ。
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① 新暦五月頃のよく晴れた天気。
② 陰暦五月の梅雨の晴れ間。梅雨晴れ。
五月晴れは①のように現在の5月をいうようになったが、五月雨はあくまで陰暦5月、つまり梅雨時の雨をいうのだそうだ。(知らなかったぁ♪)
(NHK放送の「気になる言葉」から、ことばおじさんのお話です)
日本語って知らないことがたくさんあり、知ると面白いですねぇ♪
日本語って知らないことがたくさんあり、知ると面白いですねぇ♪
2007.05.02