仕事柄、バレンタインデーという日は楽しみでもあり、ちょっと怖い日でもある。あちらこちらから聞こえてくる「ギリ・ギリ」という音に、我が身も軋(きし)む思い。少しではあるが、昨年まで届いた義理チョコが、ひとつもなかったらどうしよう。男なんて単純だから、義理とわかっていても、いただくとうれしいものだ。
昼間行われたバレンタイン・ダンスパーティーに、赤い靴でドレスアップして現れたコスモスさん。義理チョコ一号をいただく。踊りながら彼女が言った。
音楽の中での会話は、時としてとんでもない聞き違いをする。以前も「わたし不眠症なの」と言ったとき「エッ、子供ができないの?」と言ってしまった。二人で顔を見合わせて大笑い。ドジな僕である。
踊っていると、妙齢なご婦人の視線を感じた。華やいだドレスを身に纏った美女、それは毎日コメントをくださる正子さんである。手を振って応えると、ニッコリと素敵な笑顔。そして、なんと彼女からも義理チョコが届く。
今年も何とか惨めなバレンタインデーにならずに済んだ。男は「義理」でもうれしいのです。
昼間行われたバレンタイン・ダンスパーティーに、赤い靴でドレスアップして現れたコスモスさん。義理チョコ一号をいただく。踊りながら彼女が言った。
「わたし12キロ増えちゃったわ♪」
「エェ~!」
(そんな風には見えないけど・・・)
「今なんて言った?}
「体重、2キロ増えたの」
「アァ~、びっくりした♪」
『体』が聞こえなかった。
「エェ~!」
(そんな風には見えないけど・・・)
「今なんて言った?}
「体重、2キロ増えたの」
「アァ~、びっくりした♪」
『体』が聞こえなかった。
音楽の中での会話は、時としてとんでもない聞き違いをする。以前も「わたし不眠症なの」と言ったとき「エッ、子供ができないの?」と言ってしまった。二人で顔を見合わせて大笑い。ドジな僕である。
踊っていると、妙齢なご婦人の視線を感じた。華やいだドレスを身に纏った美女、それは毎日コメントをくださる正子さんである。手を振って応えると、ニッコリと素敵な笑顔。そして、なんと彼女からも義理チョコが届く。