勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

春彼岸

2013-03-20 22:06:52 | Weblog
 黄砂かと思わせるような花曇りの空は、時々薄日も射す初夏のような暖かさのお彼岸の中日、埼玉の実家にお墓参りに出かけた。


 7人兄弟の長兄が欠けたが、残る6人も皆60歳を過ぎ、年に2回のお彼岸の集まりは、お互いの健康を確かめ合う集まりのようでもある。


 墓参りのあとの会食では、義姉と、家業を継いだ甥と、姉の連れ合いを含めた大所帯の一行の、お互い遠慮のない会話に笑い声が絶えない。残念ながら僕がかわいがっている甥の息子は、少年野球の試合で参加できないという。幼かった彼もこの春には4年生になるというが、よその子の成長は早いものだ。ユニホーム姿で試合に出かける甥に声をかけた。「俊ちゃんは、補欠じゃないのかい?」するとママが言った「違うわよ!レギュラーなのよ」「でもメンバーが9人なの、だから休めないの」と言って笑った。メンバーが足りない少年野球に、請われて入部して2年ほどになるというが、ユニホーム姿がちょっとだけ凛々しく見えた。