ミルキーは悪の味

不二家社長が辞意表明、期限切れ使用さらに１８件

大手菓子メーカー、不二家の藤井林太郎社長は１５日、東京・銀座の本社で記者会見し、消費期限切れ牛乳を洋菓子製造に使うなどしていた問題で、社長を辞任する考えを表明した。
埼玉工場（埼玉県新座市）で消費・賞味期限切れの原材料の使用が新たに過去７年間に１８件あったことが分かり、「会社の体質そのものに重大な問題がある」ことを認め、経営責任を取る。
藤井社長は「社会に対するご迷惑とご不満を招いたのは私の責任」と述べ、謝罪した。辞任の時期は「事態の収拾と安心、安全、品質保証の体制が確保できてから」と述べるにとどめた。後任の社長人事には言及しなかった。自らの報酬も１月から全額返上する。
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製菓業界最大の不祥事ともいわれる、不二家の消費期限切れ牛乳使用事件で今日社長が辞任をしました。埼玉工場以外でも札幌工場でも細菌が法令基準の10倍超の製品出荷が6件あったことが、新たに判明しました。牛乳以外でも消費期限を最大４日間過ぎたリンゴ加工品を使ってアップルパイを製造、２～３年前には消費期限の切れた卵を使ったシュークリームを出荷していたそうです。不二家は食中毒を起こすかもしれない洋菓子を出荷し、販売したという詐欺に近い行為を続けていました。
不祥事が発覚し、不二家製品の不買運動も始まっています。セブン＆アイ・ホールディングスなど大手スーパー、コンビニエンスストア各社は、不二家商品を相次いで店頭から撤去しました。先日カワチ薬品で「カントリーマアム」を購入しようと思ったのですが、やめておきました。
もし「ミルキー」や「ホームパイ」、「カントリーマアム」で使用期限切れの牛乳を使っていたとしたら…。嫌な予感がしてきました。