日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

日本の金メダルラッシュが止まらない!スケボー女子で13歳の西矢椛が金メダル!

2021年07月26日 | Sports

日本人の金メダルラッシュが続く「2020東京オリンピック」。4日目の26日は、柔道男子73キロ級でリオ大会に続いての連覇を達成し、スケートボード女子ストリートで13歳の西矢椛選手が金メダルを獲得しました。



スケートボードの女子ストリートは、日本からは西村碧莉、西矢椛、中山楓奈の3選手が出場。予選では、中山選手が2本目のランで4.66点、ベストトリック2本目で5.21点、4本目4.50点の高得点を挙げ、4本合計15.77点で首位通過。西矢選手もラン2本とも3点台、ベストトリックの4本目に4.62点を挙げ、合計15.40点で2位通過。西村選手も5位に入り決勝に進出します。西村選手も全体の5番目で決勝に進出しました。
決勝では、西村選手は2本目のランで3.46を出し、ベストトリック2本目に3.00点を出すも、その後はミスを連発。西矢選手は前半のラン1本目に3.02点を出すも、2本目は伸びず。予選トップの中山もランで2本とも2点台。
後半のベストトリックで、中山が2本目に「フロントサイドKグラインド」を成功して5.00点を記録。西矢は2本連続失敗で迎えた3本目に「フロントサイドフィーブルグラインド」を決めて4.15点。4本目には8段ハンドレールから「バックサイドビッグスピンフロントサイドボードスライド」を成功させてガッツポーズ。4.66点を叩き出し、4本合計で14.74点となり、総合トップに躍り出た!
4本目を終えて、西矢が14.74点で首位、ブラジルのライサ・レアルが14.64点で2位、中山が14.49点で3位。西矢と中山との間は0.25点差、13.57点で4位のアレクシス・サブローン(米国)にも表彰台の可能性がある。
迎えた最後の試技、2位のレアルは「バックサイドスミスグラインド」に挑むも失敗。トップの西矢は「フロントサイドリップスライド」を成功。ノーミスで決めた西矢の5本目の得点は3.43点。総合でも15.26点とスコアを伸ばした。最終滑走者の中山は3.40以上を出せば逆転優勝となるが残念ながら失敗。この結果、西矢椛の金メダルが確定!

前日の男子ストリートで堀米雄斗選手が金メダルを獲りましたが、女子でも日本人選手がこの種目を制しました。13歳の西矢椛選手が金メダル、16歳の中山楓奈選手も銅メダルを手にしました。13歳330日での五輪金メダル獲得は、1992年のバルセロナ五輪で女子200m平泳ぎを制した岩崎恭子さんの14歳6日を上回る「日本人史上最年少金メダリスト」となりました。銀メダルのライサ・レアル選手も13歳。同い年の2人がワンツー独占しましたか。
西矢選手は7歳でスケボーをはじめ、2019年のXゲームズで銀メダル、今年の世界選手権でも2位。2大会とも西村選手が優勝していました。ライバルの西村選手が苦戦する中、西矢選手は難易度の高いトリックで4点台を連発。ベストトリック3本目まではメダル圏外の5位にいましたが、4本目の大技成功で5位からトップにジャンプアップしました。13歳の女の子らしく、笑うとあどけなさが残る西矢選手。一生忘れられない夏休みの思い出ができてよかったね!
スケートボードのストリートで男女アベック金メダルを達成。若者のストリートカルチャーのひとつだったけど、この五輪でスポーツとして認められたと思います。この後、「パーク部門」も行われるので、そこでも日本人メダリストが誕生してほしいものです。





そして夜になって嬉しいニュースが飛び込んできました!卓球の混合ダブルスで水谷隼&伊藤美誠ペアが、決勝戦で中国のペアを破り優勝。日本卓球史上初の金メダルを獲得しました!
第1ゲームは11-5、第2ゲームは11-7と中国の許昕&劉詩雯組が連取しますが、水谷&伊藤組も第3ゲームに11-8と取り返すと、第4ゲームも11-9、第5ゲームで11-9と3ゲームを連取し逆転。しかし、第6ゲームで中国ペアが11-6で勝ち、ゲームカウント3-3で並びます。
迎えた最終第7ゲーム、日本ペアがポイントを先取すると、そこから怒涛の8連続ポイントで中国を引き離す。中国も点を返して9-5と4点差まで詰めるが、日本が先に10点入ってマッチポイント。最後は伊藤のサーブ→許昕のリターンがネットに当たり試合終了。最終ゲームは11-6で日本が取り、ゲームカウント4-3で日本が勝利しました。

長らく中国の独壇場が続いていた五輪の卓球ですが、その牙城が東京で崩れました!おなじ静岡県磐田市生まれ、「豊田町卓球スポーツ少年団」出身の水谷&伊藤ペアが、友情パワーで中国を撃破し、混合ダブルスの初代王者に輝きました。「決勝に進んでも、中国には勝てないんだろうな」と思いましたが、0-2からの3ゲーム連取、最終ゲームでの8連続得点を挙げる場面もありました。
これまでの道のりは、1回戦でオーストリアのペアに4-1で初戦突破。準々決勝のドイツとのペアとの試合では、大苦戦を強いられながらも逆転勝利。試合後には伊藤選手が涙を浮かべてました。準決勝では世界ランク1位の台湾ペアと戦い、4-1で難なく勝利を収めました。決勝も苦しい戦いだったけど、金メダルを勝ち取りました。
日本卓球界に初めて金メダルをもたらした伊藤選手は、27日にシングル3回戦に臨みます。水谷選手はこの後、男子団体にも出場予定。団体でも中国を倒すことができるのか?


大会4日目を終え、日本はここまで金メダルが8個、銀メダル2個、銅メダル3個を獲得。金メダル獲得数ランキングで日本がトップです!24日から3日間連続で金メダリストが生まれているのはいいですね。27日は女子ソフトボールの決勝戦などが行われる予定ですが、台風8号が接近しており、屋外競技に影響が出ないか心配です。



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