日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

2021年度JRA賞発表!年度代表馬はエフフォーリアが選出。

2022年01月11日 | 競馬

2021年度のJRA賞競走馬部門が、11日に発表されました。昨年はエフフォーリアがGⅠ3勝、ラヴズオンリーユーが日本馬初のブリーダーズカップ制覇など海外のGⅠレースで3勝。さらには白毛馬のソダシが桜花賞制覇、多くの感動を呼んだコントレイルのラストランもありました。年度代表馬に選出されたのは果たしてどの馬か?





○競走馬部門
年度代表馬     エフフォーリア   (美浦・鹿戸雄一厩舎)
最優秀2歳牡馬   ドウデュース    (栗東・友道康夫厩舎)
最優秀2歳牝馬   サークルオブライフ (美浦・国枝栄厩舎)
最優秀3歳牡馬   エフフォーリア   (美浦・鹿戸雄一厩舎)
最優秀3歳牝馬   ソダシ       (栗東・須貝尚介厩舎)
最優秀4歳以上牡馬 コントレイル    (栗東・矢作芳人厩舎)
最優秀4歳以上牝馬 ラヴズオンリーユー (栗東・矢作芳人厩舎)
最優秀短距離馬   グランアレグリア  (美浦・藤沢和雄厩舎)
最優秀ダートホース テーオーケインズ  (栗東・高柳大輔厩舎)
最優秀障害馬    オジュウチョウサン (美浦・和田正一郎厩舎)



2021年の年度代表馬はエフフォーリアに決定!3歳牡馬での受賞は、2011年のオルフェーヴル以来です。春は皐月賞を快勝し、秋シーズンは古馬戦線に挑み、秋の天皇賞でコントレイルとグランアレグリアを撃破。暮れの有馬記念でもファン投票1位の期待に応えました。記者投票でも277票、3歳牡馬部門でも満票の296票を獲得し、年度代表馬&最優秀3歳牡馬のW受賞となりました。
最優秀4歳以上牝馬の争いは、ラヴズオンリーユーが「マイル女王」グランアレグリアと「GP3連覇」クロノジェネシスを抑えて受賞。4月には香港G1・クイーンエリザベス2世カップを制すると、11月にはアメリカのG1「ブリーダーズカップ・フィリー&メアターフ」を優勝、12月の香港カップも制して有終の美を飾りました。矢作厩舎はラヴオンが最優秀4歳以上牝馬、コントレイルが最優秀4歳以上牡馬のダブル受賞です。
その他の受賞馬は、グランアレグリアが2年連続で「最優秀短距離馬」を受賞。最優秀3歳牝馬は桜花賞馬のソダシが234票を獲得。札幌記念での勝利が評価されたのではないでしょうか。最優秀障害馬に選ばれたオジュウチョウサンは通算4度目の受賞。中山グランドジャンプの後に骨折で休養しましたが、中山大障害で見事に復活。今年で11歳になりますが、まだまだ活躍することでしょう。
最優秀ダートホースは、帝王賞とチャンピオンズカップを勝ったテーオーケインズが受賞。「ブリーダーズカップディスタフ」優勝のマルシュロレーヌは特別賞すら与えられず。ダート競馬の本場・アメリカで日本馬が勝利するという歴史的快挙を果たしたのに・・・。オメガパフュームの東京大賞典4連覇も偉業なんだけどなぁ。


今回のJRA賞は混戦になるかと思ったけど、妥当な結果となりましたなぁ。年度代表馬のエフフォーリアは、昨年の成績は5戦4勝。共同通信杯で重賞初勝利を挙げると、皐月賞では2着に3馬身差の圧勝。秋の古馬GⅠも連勝し、現役最強の座を手にしました。これだけのインパクトを残しただけに、日本ダービーでのハナ差の2着が正直もったいなかったです。
キャロットファームの代表の話によると、2022年の上半期は国内に専念し、大阪杯から始動予定。そこでシャフリヤールにリベンジし、宝塚記念で重馬場を克服できれば、もう国内で無敵じゃないかと思います。エフフォーリアが今年GⅠを何勝するか楽しみだけど、ケガには気をつけてほしいですね。



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