日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

川崎記念2023 ウシュバテソーロがGⅠ連勝!この勢いは本物だ!?

2023年02月01日 | 競馬

2023年最初のGⅠ競走・第72回川崎記念(GⅠ・ダート2100m 10頭立て)が2月1日、川崎競馬場で行われました。ダートGⅠ3勝の③テーオーケインズ、昨年末の東京大賞典を制した⑤ウシュバテソーロ、昨年の3歳ダート王者⑥ノットゥルノ、④ペイシャエス、①ニューモニュメント、⑦テリオスベルのJRA勢6頭に加え、地元・川崎所属の⑩ライトウォーリアと⑨フォルベルール、②スワーヴアラミス(大井)、⑧エルデュクラージュ(船橋)の地方馬4頭が参戦しました。


1周目向正面でのスタートで、③テーオーケインズが好ダッシュを決めたが、ライトウォーリアが先手を取る。ノットゥルノ・ペイシャエス・ノットゥルノ・エルデュクラージュが2番手を争う。ニューモニュメント6番手、その後ろにウシュバテソーロが7番手を追走し、8番手テリオスベル。後方2番手にスワーヴアラミス、最後方にフォルベルール。
3,4コーナーを過ぎてスタンド前に差し掛かり、テリオスベルが外から上昇し、前を行くライトウォーリアをかわして先頭を奪った。ノットゥルノ3番手、テーオーケインズ5番手に控える。ウシュバテソーロ6番手、ペイシャエス7番手、ニューモニュメントが8番手でゴール板通過。
1,2コーナーから再び向正面に入って、テリオスが先頭、ライト2番手、ケインズが3番手に上がり、ノットゥルノ4番手、外側5番手エルデュ。内側6番手にウシュバがつける。7番手ペイシャ、8番手モニュメント、9番手アラミス、フォルベが集団から大きく離されて最後方。
3コーナーを回り、テリオスが逃げ、ライトが差を詰め、ケインズ3番手、エルデュも頑張る。ウシュバはケインズの背後にピタリついている。ペイシャとモニュメントは中団より後ろ、ノットゥルノは9番手まで後退。
4コーナーを回ってラストの直線。テリオスベルがまだ先頭、ウシュバテソーロが2番手に上がり、テーオーケインズは大外に持ち出す。残り200mでウシュバが先頭、ケインズが2番手で追いかける。ゴール前でケインズがウシュバに迫るが、ウシュバテソーロが抑えて先頭ゴール!ウシュバテソーロが東京大賞典に続き、ダートGⅠ連勝を飾りました!



【川崎記念 全着順】
1着⑤ウシュバテソーロ
2着③テーオーケインズ
3着①ニューモニュメント
4着⑦テリオスベル 
5着⑩ライトウォーリア
6着②スワーヴアラミス
7着④ペイシャエス 
8着⑥ノットゥルノ 
9着⑧エルデュクラージュ
10着⑨フォルベルール

【払戻金】
単勝 ⑤ 260円
複勝 ⑤ 110円  ③ 110円  ① 190円
枠複 3⃣-5⃣ 260円
枠単 5⃣-3⃣ 420円
馬複 ③-⑤ 250円
馬単 ⑤-③ 550円
3連複 ①-③-⑤ 630円
3連単 ⑤-③-① 2,650円
ワイド ③-⑤ 150円  ①-⑤ 340円  ①-③ 360円



ダートGⅠ馬3頭が出走した川崎記念は、2番人気のウシュバテソーロが、1番人気のテーオーケインズの追撃を振り切り優勝しました。テーオーケインズはゴール前でウシュバとの差を詰めながらも半馬身届かず2着。3着には5番人気のニューモニュメントが入りました。地方勢はライトウォーリアの5着が最高。3番人気のペイシャエスは7着、ノットゥルノは8着に終わり、4歳世代は揃って惨敗と言えるレースでした。
優勝したウシュバテソーロは、東京大賞典に続いてのGⅠ連勝。自身もこれで4連勝を果たしました。鞍上の横山和生騎手と高木登調教師は川崎記念初勝利です。
前走の東京大賞典では大外からのごぼう抜きで勝利しましたが、この日は2周目の3コーナー辺りまで馬場の内側に位置付け、先を行くテーオーケインズをマーク。ラストの直線で進路が開くと、一気に抜け出しました。ケインズは4コーナーで外側に回ったのが失敗でした。松山弘平騎手も「僕のミスだ」と認めてました。
初めての左の小回りで結果を出し、同世代のダート王・テーオーケインズを破ったから、ウシュバにとって大きな1勝になると思います。高木調教師の話では、3月のドバイワールドカップ挑戦を検討しているとか。オルフェ―ヴル産駒はダートの実績が高いから、ウシュバも上位で健闘するんじゃないかなって思います。






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