大阪国際女子マラソンが行われた27日、同じ日に大阪のニューリーダーを決める男たちの戦いがありました。
太田房江知事の任期満了(出馬断念)に伴い行われた大阪府知事選挙は5人が立候補、中でも弁護士でタレントの橋下徹氏の選挙戦に注目が集まりました。ライバル候補、元大阪大大学院教授の熊谷貞俊氏がどこまで対抗できるのかも気になっていた方も多いでしょう。自民、民主、共産の主要政党3党が候補者を支援する構図となった今回の選挙は、橋下氏が約183万票、99万票の熊谷氏と他の候補者を抑えて当選、得票率も54%を獲得しました。当確を決めた時間はなんとゼロ!異例の早期決着となりました。
38歳の橋下氏は全国最年少知事となります。30代で知事になったのは57年ぶり、1951年に38歳で佐賀県知事となった故鍋島直紹氏以来4人目だそうです。投票率は48.95%でした。
大阪府のリーダーとなる橋下氏は、財政危機にある大阪府の再建、少子化対策に取り組む方針。子供が7人いるので、出生率低下を防ぐことが出来るのか?
昨年は東国原英夫宮崎県知事が「宮崎のセールスマン」としてテレビ等で引っ張りだこでしたが、今年は橋下氏がメディア露出が目立つようになるかも。「大阪府のセールスマン」として、大阪の農産物をアピールできればいいんですが…。それに、「中国での集団売春=ODA」というような発言が過去にあったので、府民の感情を逆撫でにするような発言および行動は慎んでもらいたいものです。