今回はプロ野球のマスコットに関するネタをご紹介。東京ヤクルトスワローズのマスコットキャラクター・つば九郎が21日に契約更改に臨み、年俸1万円で一発サインしました。マスコット界の年棒1万円は史上初の快挙です。
つば九郎はこの日、都内にあるヤクルト球団事務所を訪れ、交渉の席で球団社長に「ねんぽうあっぷ」と筆談で要求。つば九郎の直談判に対し衣笠剛球団社長は、主催試合72試合出場、東京全域を訪問し、都内のファンを増やしてもらったことなどを評価し、今季の年俸「8960円(ヤクルト)+ヤクルト飲み放題」から、「1万円+出来高払い(推定)」を提示。その出来高払いとは「ヤクルト+タフマン飲み放題」&「遠征時のビールピッチャー2杯」。この破格の好条件につば九郎は当然サインし、喜びのガッツポーズ。
交渉後の記者会見では、1万円の使い道は「週末の有馬記念で倍に増やす。そして西麻布へ…」と明言。来季の目標は「まずはゆうしょう!いいおよめさんをもらうこと」と筆談でコメントしました。
つば九郎の契約更改は毎年恒例となっていて、2009年はヤクルト飲み放題+年俸2896円、翌年の2010年は8960円とアップ。そして今年は大台の1万円到達。野球選手なら1億円相当の価格といえるでしょう。球団側もヤクルト製品を提供したりと、つば九郎を徹底的にサポート。これには愛と誠意を感じられますなあ。誠意のないホークスのフロントとは大違いだわ。
来季も都内を巡回する「つばさんぽ」を継続、タフマンパワーで過密スケジュールを乗り切ってほしいですね。もし優勝しちゃったら、大好きな西麻布で祝勝会をやっちゃうんだろうな。でも、羽目をはずしすぎて悪い人に絡まれないよう気を付けてください。
このニュースを知っているだろう他球団のマスコットも「うらやましいな~」という気持ちになっているに違いありません。ホークスのマスコットであるハリーホークも頑張ってはいるんだけど、つば九郎やドアラ(中日)、バファローベル(オリックスの萌えキャラ)のような人気者と比べて地味で、ホークス応援団長の「お父さん犬」より目立たない。なんていう「気の毒キャラ」だ…。