日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

ホークス打線が王者・巨人を粉砕!杉内今季8勝目!

2010年05月27日 | HAWKS

2日連続雨天中止の後、火曜日の横浜ベイスターズ戦で0-8を完封負けの惨敗を喫した福岡ソフトバンクホークス。本当に波に乗れそうで乗れない、交流戦3連覇の夢も遠のきつつあります。水曜日から東京ドームでセリーグ首位をひた走る読売ジャイアンツ(巨人)との2連戦がスタート。ホークスは巨人に2年連続で勝ち越し、3年連続勝ち越しなるでしょうか?26日の初戦は、巨人がゴンザレス、ソフトバンクは杉内俊哉の先発で始まりました。


スタメンは次の通り。あの主砲がスタメンから外れました!
1(遊)川崎宗則
2(二)本多雄一
3(三)オーティズ
4(右)多村仁志
5(左)松中信彦
6(中)柴原洋
7(一)明石健志
8(捕)山崎勝己
9(投)杉内俊哉
ホークスの4番・小久保裕紀が首の痛みを訴えて欠場。代わりに多村が4番に座りました。4番起用はプロ16年目でこれが初めてだそうです。前日に引き続いてオーティズがサード、松中がレフトの守備につき、センターのポジションには柴原が入ります。そして明石が7番ファーストでスタメン入り。そろそろ結果出さないとまずいぞ。


初回、ホークスは川崎が倒れて1死後、本多がセンター頭上を越える2塁打を放ちます。この後多村の四球で2死1,3塁と先制のチャンスを迎えましたが、松中が空振り三振に倒れて2者残塁。チャンスを活かせず無得点に終わりました。その裏の杉内は、坂本勇人を三振に仕留めて1死後、鈴木尚弘に内野安打を許す。この後2死3塁と先制のピンチの場面で、ラミレスに高めの直球を狙われ、左中間フェンス直撃のタイムリー2塁打で先制点を許してしまいました。
この後、ホークスは2回と3回にゴンザレスの前に3者凡退に終わり、初回に失点した杉内はすぐに立て直し、2回にエドガーと鶴岡から2つの三振、3回は打たせて取るピッチングを見せました。序盤3回を終えて1-0と巨人リード、投手戦モードで中盤に突入です。
1点を追いかけたいホークスは4回、この回先頭のオーティズがゴンザレスの3球目のストレートを打ち返し、センターへの打球は大きく伸びてバックスクリーン右に飛び込んだ!オーティズの豪快アーチで1-1の同点に追いつきました。援護を貰った杉内は、その後の巨人の攻撃を退けて無得点。オーティズの一発&杉内の粘投で流れがホークスに傾いてきました。
5回、ホークスは先頭の山崎がライト前ヒット、杉内の犠打で1死2塁と勝ち越しのチャンス。ここで川崎が外角のストレートを流し打ち、レフト前に持っていくと、巨人レフト・ラミレスの守備がもたつく間に2塁走者・山崎が生還。川崎のタイムリーで勝ち越し成功。続く本多の場面で川崎が盗塁を2度成功、本多も四球を選びました。1死1,3塁でオーティズを迎える場面で、巨人に異常事態。鶴岡捕手が下がり、一塁を守っていた阿部慎之助が捕手に。そして1塁には亀井に変更。守備変更後、オーティズが詰まりながらもセンター前に弾き返すタイムリーで1点追加。なおも1死3塁で多村のライト前タイムリーで4点目。これでゴンザレスはKO。ホークスの繋がる打線はまだ続きます。1死1,2塁で松中が巨人2番手・星野の初球を右中間へ。フェンスに当たるタイムリー2塁打でオーティズ&多村が生還して2点追加。この回は川崎の勝ち越し打とクリーンナップの3連続タイムリーで一挙5得点!巨人に5点差としました。
ホークス打線は6回以降も止まりません。6回に2死から川崎が四球を選ぶと、本多が巨人3番手・野間口の初球を捕らえ、レフトへの打球は弾丸ライナーでそのままスタンドイン!本多の2ラン本塁打で2点を追加して8-1、さらにリードを拡げます。7回には2者連続ヒットで1死1,3塁とさらに追加点のチャンス。途中出場の中澤忠厚がセンター前にポトリと落ちるタイムリーで9点目を挙げると、山崎は態勢を崩しながらもセンターの頭上を越える2塁打で10点目!この回は4連打で2点追加、巨人に9点差をつけました。
大量援護を貰った杉内は、5回以降も巨人打線を退ける好投を見せます。迎えた7回裏、脇谷の内野安打、亀井の四球で無死1,2塁と反撃のピンチを迎え、谷佳知に右中間への2塁打で1点を返されます。なおもピンチが続きますが、坂本の3塁ゴロをオーティズが本塁送球→3塁走者・亀井を挟殺、代打・高橋由伸を捕手ゴロ、長野久義をセンターフライに打ち取り3アウト。巨人の反撃を1点に抑えた杉内は、7回でマウンドを降りました。その後は8回に摂津、9回はファルケンボーグが無失点に抑えて試合終了。ソフトバンクが10-2で巨人に快勝!2連戦初戦を白星で飾りました。


交流戦 2010/05/26(水)
巨 人-ソフトバンク 1回戦
(ソフトバンク1勝、東京ドーム、18:00、44597人)
H 000 152 200     10
G 100 000 100     2
【投手】
(ソ)杉内、摂津、ファルケンボーグ-山崎
(巨)ゴンザレス、星野、野間口、豊田、山口-鶴岡、阿部
【責任投手】
(勝)杉内10試合8勝1敗
(敗)ゴンザレス10試合3勝6敗
【本塁打】
(ソ)オーティズ16号ソロ(4回、ゴンザレス)、本多2号2ラン(6回、野間口)


というわけで、巨人との2連戦第1ラウンドは、前日の横浜戦の完封負け&小久保欠場のショックを振り払うかのように打線が大爆発!オーティズと本多のホームラン、5回には大量5得点のビッグイニングが生まれました。投げては杉内が2失点の好投を見せ、投打がうまく噛み合って完勝しました。初回にチャンスを作って無得点、その裏に杉内がラミレスに打たれた時は参ったけど、オーティズの一撃が流れを変えました。これでホークスは昨年から巨人戦3連勝ですね。
杉内のこの日の成績は、7回まで打者30人に対して117球投じ、被安打6・8奪三振・4四死球・2失点という内容。8つの三振のうち、エドガーと長野の2人からともに2つの三振を奪って見せました。初回に失点を許すもその後は立ち直り、2回から6回までは巨人に得点を与えず。パリーグトップの今季8勝目を挙げた杉内投手、2ケタ勝利まであと2勝となりました。日程的にも5月の登板はこれが最後、今年は2勝挙げ、無敗記録は継続したけどMVP獲得は微妙です。
打線の方はチーム全体で13安打。この日4番に起用された多村は、5回の第3打席で4点目となるセンター前タイムリーを放って4番の仕事を何とか果たしました。オーティズはこの試合、同点弾&3点目のタイムリーヒットで2安打2打点と大活躍。この日はマルチヒットの選手が5人も出て、6回に2ランアーチを打った本多は2打点、松中は3回に2点タイムリー2塁打で勝利に貢献しました。小久保不在でも2ケタ安打&大量点を奪ったのはすばらしい。
交流戦10試合で5勝5敗、もうそろそろ貯金が欲しいですな。木曜日の第2戦は、巨人は日本ハムからFAで移籍した藤井秀悟、ソフトバンクは阪神戦で11奪三振の快投を見せた小椋真介が先発予定。小椋が巨人戦でも三振の山を築き上げてほしい期待もあるけど、強力な巨人打線に滅多打ちされないか心配だ。最後に、小久保の首痛が早く治りますように…。これ以上主力が抜けるのは勘弁です。



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