日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

夏競馬最終日!新潟記念&小倉2歳ステークス

2014年09月08日 | 競馬

夏競馬最終日となった9月7日は、小倉競馬場で2歳馬による重賞競走「小倉2歳ステークス」、新潟競馬場ではサマー2000シリーズの最終戦「新潟記念」が行われました。新潟記念にはメイショウナルト、マーティンボロ、ニューダイナスティの優勝候補3頭が参戦。シリーズ王者に輝いたのは一体どの馬か?そして、WIN5は大変なことが起こりました。



小倉のメインレース・第34回小倉2歳ステークス(GⅢ・芝1200m)は、18頭立てのところ、⑦タムロダイチがゲート内で暴れてしまい競走除外となりました。前哨戦のフェニックス賞を制してデビュー2連勝を果たした⑯レオパルディナ、重馬場の新馬戦で快勝した⑬スノーエンジェル、④ゼンノイザナギ、⑫タガノヴェルリー、⑰オメガタックスマン、函館2歳ステークスに出た⑱クールホタルビなどが出走しました。
スタートで⑧オーミアリスが出遅れ、①メイショウマサカゼが内に寄れてしまう。先行争いでタガノヴェルリーが先頭に立ち、レオパルディナと③リッパーザウィンが2番手で並び、クールホタルビが4番手につける。5番手集団はゼンノイザナギ・⑥ロットリー・⑪タガノアザガル・スノーエンジェル・オメガタックスマンの5頭が横並び。その後ろの10番手には②クリノヤクマン、11番手⑨ヒマラヤテンカ、12番手⑭デイドリーム。13番手集団に⑤ダンツメガヒット・オーミアリス・セカンドテーブルの3頭が並んでいる。後方はメイショウマサカゼ、⑩ノーブルルージュと続く。
3,4コーナー中間点を過ぎたところで、今度はリッパーが先頭に浮上。ヴェルリーが2番手に下がり、パルディナ単独3番手。4コーナーから最後の直線に入り、リッパーザウィンがラストスパートにかかり、間からイザナギ、タガノヴェルリー、外からレオパルディナが追い込んできた。残り100mを切り、パルディナが粘るリッパーを捉えたかと思いきや、大外から一気に上がってきたオーミアリスが襲い掛かり、ゴール前でレオパルディナと並んでゴールイン!パルディナが抑えたか、アリスが最後にかわしたか?ゴール地点でのカメラでは、オーミアリスが先着し、レオパルディナは2番手で入線しました。

今年の小倉2歳チャンピオンは、単勝15番人気の伏兵・オーミアリス!スタートで出遅れてしまい、3コーナーあたりでは13~15番手につけていましたが、最後の直線で大外から力強く末脚を伸ばし、ゴール前で1番人気のレオパルディナを差し切りました。2着のレオパルディナは一旦先頭に立って勝利を確信したはずが、最後に差されてハナ差の2着に泣き、3連勝での重賞制覇ならず。武豊騎手は2年連続で2着…。3着にはスノーエンジェルが入り、牝馬勢が1~3着を独占。3連単も「⑧-⑯-③」で472,690円の高配当となりました。
勝ったオーミアリスは、父がホワイトマズル、母がポットアカデミーという血統。新馬戦(8月2日)では直線で脚を伸ばし、メイショウオヤシオと1着同着となりました。今回は人気薄で勝ったから、評価も急上昇しそうな予感がします。鞍上の国分優作騎手は、デビュー6年目にして重賞初勝利。優作騎手は国分恭介騎手の双子の兄であり、弟の恭介さんは2010年の府中牝馬ステークスで兄より先に重賞勝利を果たしています。いつかは兄弟揃ってGIジョッキーになれるといいですね。



新潟メイン・第50回農林水産省賞典新潟記念(GⅢ・芝2000m 18頭立て)は、七夕賞を勝った③メイショウナルト、小倉記念2着⑬マーティンボロ、新潟大賞典を勝った⑨ユールシンギング、函館記念3着⑤ステラウィンド、他にも⑨ニューダイナスティ、⑯クランモンタナ、⑮ラストインパクト、①ダコール、⑦アドマイヤタイシ、⑥カルドブレッサなどが出走しました。
ややバラバラ感のあるスタートで始まったこのレース、好スタートを切ったメイショウナルトが先手を奪い、2番手に⑦アドマイヤタイシが追走。3番手争いはクランモンタナと②マデイラが並び、①ダコールが最内からするすると上昇。ステラウィンドは6番手につけ、④エックスマーク・⑧アロマカフェ・マーティンボロ・⑭トーセンジャガーの4頭が7番手グループを形成し、ニューダイナスティ11番手。12番手の位置にカルドブレッサ、ラストインパクト、⑱アスカクリチャンの3頭が並走。後方には⑰ヴィクトリースター、⑪レインスティック、ユールシンギングは17番手、⑩コアレスドラードが集団からやや離されて最後方。
外回り3コーナーに入り、先頭で逃げるナルトは前半1000mを59.0秒で通過。2番手にダコール、3番手マデイラと内枠勢が先行している。モンタナは外の5番手、マーティンとステラは中団馬群、ラスインは外に持ち出した。長い直線コースに差し掛かり、メイショウナルトがまだ逃げ続け、残り400mでアロマカフェが内を突き、外からクランモンタナとダコールが迫る。さらにはトーセンジャガー、ニューダイナスティもやって来た。残り200mでマーティンボロが強引に馬群を割って抜け出し、外からモンタナとラスインが並びかけるが、マーティンボロが先頭でゴールイン!ハンデ戦の大激戦を制したマーティンボロ、1番人気の期待に応えて重賞2勝目です。

夏の新潟開催のフィナーレを飾る伝統のハンデ重賞は、最後の直線で大混戦となりましたが、ラスト100mで抜け出したマーティンボロが勝利をおさめました。2着にはクランモンタナ、3着にラストインパクトが入り、ディープインパクト産駒が占める結果に。サマー2000暫定トップだったメイショウナルトは10着、新潟2000m重賞春夏連覇を狙ったユールシンギングは11着、2番人気だったステラウィンドは最下位の18着に終わりました。
マーティンボロは今年3月の中日新聞杯に次いでの重賞制覇。今年に入ってからは5戦3勝・2着1回・3着1回と安定した成績を挙げています。鞍上のナッシュ・ローウィラーは、JRA重賞初勝利。しかし、レース後にメイショウナルトら5頭の進路を妨害したとして、9月13日~10月5日までの23日間(開催8日間)の騎乗停止処分を受けました。ローウィラー騎手はこの夏に短期免許で初来日し、9月14日まで騎乗予定だったんですが、もう乗れなくなりました…。

サマー2000シリーズは全日程を終了し、マーティンボロとメイショウナルトが15点で並びましたが、直接対決で2度上位に入ったマーティンボロが総合優勝に輝きました。函館記念を勝ったラブイズブーシェが14点で3位、札幌記念を制したハープスターは12点で4位となりました。


さて、この日のWIN5は小倉で波乱が続出しました。
対象レース1 小倉10R・西日本スポーツ杯 ⑤サカジロスイセイ(11番人気)
対象レース2 新潟10R・オフサイドトラップカップ ④ウィケットキーパー(7番人気)
対象レース3 札幌11R・丹頂ステークス ⑨タマモベストプレイ(1番人気)
対象レース4 小倉11R・小倉2歳ステークス ⑧オーミアリス(15番人気)
対象レース5 新潟11R・新潟記念 ⑬マーティンボロ(1番人気)

今週は1番人気が2勝を挙げましたが、西スポ杯で11番人気の馬が勝つと、小倉2歳Sでは15番人気が1着に。5レースで「⑤-④-⑧-⑧-⑬」の組み合わせで、的中は0票。4億4493万9530円が次回へのキャリーオーバーとなりました。


来週から秋競馬に突入。中山競馬場がスタンド改修工事のため、新潟で代替開催です。14日は新潟で京成杯オータムハンデ、阪神競馬場でセントウルステークスが行われます。京成杯AHには関屋記念を勝ったクラレント、中京記念で復活勝利を挙げたサダムパテック、ミッキードリーム、サトノギャラント、エキストラエンド、エクセラントカーヴなどが出走予定。セントウルステークスにはハクサンムーン、フォーエバーマーク、リトルゲルダ、2連勝中のマヤノリュウジン、トーホウアマポーラなどが登録しています。




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