日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

3歳世代牝馬最強はチェルヴィニア!オークスに続いての2冠達成!

2024年10月13日 | 競馬

3歳牝馬三冠の最終戦・第29回秋華賞(GⅠ・芝2000m 15頭立て)が13日、京都競馬場で行われました。今年の秋華賞は、桜花賞馬⑭ステレンボッシュとオークス馬⑤チェルヴィニアが激突。3度目の直接対決となる今回、軍配はどちらに上がるのか?2強の他にも、ローズステークスを勝った③クイーンズウォーク、紫苑ステークスでレコード勝ちの⑬クリスマスパレード、忘れな草賞の勝ち馬④タガノエルピーダ、②ミアネーロ、⑩ボンドガールといった「伏兵」も参戦しました。



スタートでクイーンズウォークが躓いて後方からの競馬。ステレンボッシュもあまりよくない飛び出し。スタンド前の先行争いで、タガノエルピーダが好スタートを見せたが、⑮セキトバイーストと⑬クリスマスパレードの2頭が前に出て、セキトバイーストが先頭、クリスマスパレード2番手。チェルヴィニア8番手、ステレンボッシュはチェルヴィニアをマークする形。ミアネーロとボンドガールは中団より後ろ、クイーンズウォーク後方2番手、⑥ラビットアイ最後方で1コーナーを回る。
2コーナーから向正面のところで、セキトバイーストが大逃げを打って出る。クリスマスパレード2番手、タガノエルピーダ3番手、4番手⑫ラヴァンダ、5番手⑨コガネノソラ、内側6番手⑨アドマイヤベル、7番手⑪ランスオブクイーン、その直後の8番手のところにチェルヴィニアが追走する。9番手①ホーエリート、10番手ステレンボッシュ、外からクイーンズウォークが中団まで押し上げて来た。12番手ミアネーロ、13番手ボンドガール、14番手⑦チルカーノ、ラビットアイが依然しんがり。
内回り3コーナーを通過し、セキトバの大逃げが続いているが、クリパレとの差が徐々に縮まる。エルピーダ3番手、ボッシュ、チェル、ウォークの3頭はまだ中団。
4コーナーからラストの直線に差し掛かり、先頭のセキトバイーストに外からクリスマスパレードとタガノエルピーダが並びかける。残り200mでタガノエルピーダが前に出るが、真ん中からチェルヴィニア、内からミアネーロ、さらにはステレンボッシュとラヴァンダ、大外からボンドガールが追い込んでくる。そして残り100mでチェルが抜け出すと、内からボッシュ、外からボンドが上がってくるが、ステレンボッシュが先頭でゴールイン!ボンドガールがゴール前で2番手に上がり、ステレンボッシュは3着でゴール。


【秋華賞 全着順】
1着⑤チェルヴィニア
2着⑩ボンドガール 
3着⑭ステレンボッシュ
4着⑫ラヴァンダ 
5着⑬クリスマスパレード
6着②ミアネーロ 
7着④タガノエルピーダ
8着⑦チルカーノ 
9着⑧コガネノソラ
10着①ホーエリート
11着⑥ラビットアイ
12着⑨アドマイヤベル
13着⑮セキトバイースト
14着⑪ランスオブクイーン
15着③クイーンズウォーク

【払戻金】
単勝 ⑤ 230円
複勝 ⑤ 120円  ⑩ 290円  ⑭ 140円
枠連 3⃣-6⃣ 880円
馬連 ⑤-⑩ 2,200円
馬単 ⑤-⑩ 2,880円
ワイド ⑤-⑩ 750円  ⑤-⑭ 230円  ⑩-⑭ 900円
3連複 ⑤-⑩-⑭ 2,230円
3連単 ⑤-⑩-⑭ 11,970円


桜花賞馬・ステレンボッシュVSオークス馬・チェルヴィニアの2強対決は、1番人気のチェルヴィニアがゴールまで残り100mのところで集団から抜け出し、2着に1馬身3/4差をつけての快勝。オークスに続いての2冠達成を果たしました。2着のボンドガールは、一時は後方2番手に控えていましたが、最後の直線で大外から追い込みました。2番人気のステレンボッシュは3着に敗れオークスのリベンジとはなりませんでした。
その他ですが、大逃げを見せたセキトバイーストは13着、2番手追走のクリスマスパレードは5着。4番人気のミアネーロは6着。3番人気のクイーンズウォークは最下位の15着。スタートで躓き、途中で中団まで押し上げましたが、直線で失速。一部報道では脚に異常があったらしいんですが・・・。

優勝したチェルヴィニアはGⅠ2連勝で重賞3勝目。通算でも7戦4勝となりました。鞍上のクリストフ・ルメール騎手は秋華賞3勝目で、今年のGⅠ2勝目をマーク。今年のJRA・GⅠ競走は全て違う騎手が勝っていましたが、初めて複数勝利の騎手が誕生したそうです。木村哲也調教師はこのレース初勝利。馬主のサンデーレーシングは同一GⅠ3連覇です。
セキトバイーストがハイペースで逃げ続けた時、チェルヴィニアは中団キープ。3,4コーナーでも中団に控えていたので、「これ他の馬たち間に合うんか?」って思いましたが、直線で馬群の中を上手く割ってから、残り100mで先頭に躍り出て、最後は後続を突き放しました。最後の走りっぷりは着差以上の強さを感じたと思います。
次走はジャパンカップに向かい、古馬と初対戦予定。ジェンティルドンナ、アーモンドアイに次ぐ3歳牝馬のJC制覇なるか期待がかかります。ルメール騎手が「またGⅠで勝てる」と言ってるから、この先GⅠで何勝するか楽しみ。木村厩舎の先輩であるイクイノックスは国内外のGⅠ6勝を記録。現在2勝のチェルヴィニアはどこまで増やせるのでしょうか。



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