日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

2008年最初の麺かたコッテリ!

2008年01月08日 | マキシマムザホルモン
3度の飯より飯が好き!
いようっ!マキシマムザホルモンの麺かたコッテリ!

ダイスケはん、新年に相応しく歌舞伎口調でございます。
まずいきなりオープニングで「ENTER SHIKARI」(エンター・シカリ)のメンバー達による留守電でのメッセージからスタートです。といっても、英語なので何言ってんだろう。
2008年一発目の放送から、インターナショナルな年始ご挨拶からスタートしました「マキシマムザホルモンの麺かたコッテリ!」あえて言っときますが、オトコの中田のイタズラではございません。さて、その留守電の和訳を紹介しましょう。
「Hi!ENTER SHIKARIのロブです。今ローリーと一緒にいるよ」
「ロブ、エンター・シカリのライブはどうなの?」
ロブ:「アイスクリームって感じかな。食べても食べてももっと欲しくなる感じ」
ローリー:「なるほど」
ロブ:「今のUKミュージックシーンは、GREAT!素晴らしいよ!ハードコア、アンダーグラウンド・ミュージックがいいな。インディーズは良くない」
ローリー:「賛成だね」以上です。
ただ、それだけですか…。「今度日本でライブすることになりました」「日本では最高のパフォーマンスを見せるのでよろしくお願いします」みたいなメッセージは無いのね…。エンター・シカリは、11日からマキシマムザホルモンと合同ライブを行います。東京、名古屋、大阪と3ヵ所を回る予定となっております。
では、ホルモンからの年始ご挨拶です!「今年も世の中に役に立たない情報、実りも無いクソみたいな話をBay FMの電波に乗せて行きましょう!"マキシマムザホルモンの麺かたコッテリ!"キャーキャーうるさい方・ダイスケはんです。ドラムと女声と姉・ナヲでございます

さて今夜のメイン企画は、Whatcha Gonna Do?ワッチャゴナドゥー?
今夜は、新春恒例!新春かくし芸かるた大会!
昨年も行われた「新春かくし芸かるた大会」、故・VAP宮崎さん(死んでません!名古屋にいます。勝手に殺さないでください)が「いろんなかるたを取ったほうが、かるたの頭文字から始まる、宮崎にまつわる句を読まないといけない」というわけわからない、とても不本意なルールでやりましたが、今年から公式ルールが変更されました。その公式ルールとは?
「ダイスケチーム」と「ナヲチーム」に分かれての対抗戦で、かるたに書かれている句を見て、何の句のかるたかというのかを答えてもらいます。なお、かるたは麺かたスタッフの手書きでございます。絵の上手さと下手さによっては点数が変わります。1点…上手、高得点…下手ということでよろしいのかな?ナヲちゃんとダイちゃんが見ておりますが、1点は何らかの形で商品化、7点はネズミどころか猫みたいだと言ってます。ちなみに4点はウサギっぽいです。3点はミッキーマウスになってます。
最終的にポイントの高いほうが、参加賞として「蔵袋」「ナベ袋」の福袋をプレゼントします。蔵袋はでかいみたいですよ。クラさんとナベさんが購入したものと私物を混ぜた福袋、何が入っているのでしょうか?
それでは、「新春かくし芸かるた大会」スタートです!
1回戦、ナヲちゃんはいきなり7点で勝負。ダイちゃんは確実に2点を狙います。両者1枚目を捲っての感想、ナヲちゃんが引いたかるたは、7点にしては上手なえですね。ナヲちゃんは「鬼に金棒」と答えましたが、判定は…正解!ダイスケはんの引いたものは…、なぜか後姿の絵。しかもバッティングフォーム。2点の絵は上手ですね。では、他の作品を見てみましょう。4点は金棒はわかるけど…。5点はバッファローマンですね。1点は完全に高木ブーみたいですよ。第1回戦はナヲちゃん7点ゲットで先制しました。
2回戦、ダイスケはんは6点、ナヲちゃんは3点勝負。ダイちゃんはここで勝って追いつきたいところ。さあ捲ると?ナヲちゃんの3点のかるたは「酷いな…」。ダイちゃんここで勝負!「臭いものには蓋をしろ」と答えて…、正解!3点のかるたは、ただの生ゴミというより中華料理屋の裏側ですね。7点は上手ですが、2点は酷い!これはクラさんか?というわけで、ダイちゃん6点ゲットで7-6。ナヲチームが1点リードで3回戦!
3回戦はナヲちゃんが6点、ダイちゃんは5点を選びました。ここで正解したほうが勝利に一歩近づきます。捲った瞬間、ナヲちゃんが挙手!「泣きっ面に鉢」を答えて正解!6点の人は上手でしたが、他の人もみんな上手いんですね。5点のかるたは、ボウリングの玉が落ちてきて、虫が集っているのでわからなかったみたいです。1人だけ絵の方向性を間違えたこの問題、ナヲちゃん6点GETで13-6と差を広げました。
さあ、泣いても笑っても最終回!現在7点差でナヲチームがリード。最終回は審査委員会の協議で、大逆転の5万点!多すぎませんか?せめて10点にしたほうが…。最終回はジャンケン勝負。ジャンケンで勝利したダイちゃんが、シミユウを信じて3点。ナヲちゃんはクラさんを信じて2点勝負!ナヲちゃんの予想では、宮下さんは6点だろうと断言。運命の最終決戦、かるたOPEN!さあ捲ったんですが、どちらも難しい絵を引いたか…?ナヲちゃんの引いた絵は、涙を流していて出血。ダイちゃんのカードは、魚からワサビが出ています。どちらも方向性が違うような…。わからないので再チョイス。ここでルール変更!全部捲ることに。全部捲ったほうが答えがわかるはず。とりあえず全部捲ったんですが、一切わかりましぇん!1点のかるたは、手錠がはめられて、人を殺してしまい号泣。もうひとつは、大人2人が記者会見場で謝罪。3枚目は銭湯で背中を流している。4枚目がつるっぱげのおじいさんが血を流している。5枚目が心臓に刃物を刺そうとしているのかわからない。ここで、ナベさんが「み」と一筆入れたところでダイちゃんが勝負に出た!ダイちゃんの答えは、「身から出た錆」。判定は、見事的中!体から出たのは、血ではなく錆だったようです。というわけで、結果はナヲちゃん13点、ダイちゃん5万6点で「ダイスケはんチーム」の優勝です!
優勝したダイスケはんは、ご褒美の福袋は「クラ袋」を選択。敗れたナヲちゃんは「ナベ袋」となりました。今年一発目からリスナー放置企画でお送りした「麺かたコッテリ」、気になる福袋の中身は、PART2までお待ちください。

斉藤和巳の右肩手術と浜崎あゆみの突発性内耳障害

2008年01月07日 | HAWKS

1月6日、福岡ソフトバンクホークスと日本音楽界に衝撃が走りました。昼頃に斉藤和巳投手が右肩腱板損傷部の修復手術、夜には浜崎あゆみさんが左耳の突発性内耳障害の症状が悪化していることを告白しました。

斉藤和巳投手は、ロサンゼルス市内の病院で再検査した際「右肩腱板損傷」と診断。9日にも内視鏡による右肩腱板修復手術を受けることとなりました。全治こそは明らかにされておりませんが、術後のリハビリ期間は「3~6カ月」かかるそうです。これにより、斉藤投手は開幕絶望は決定。最悪の場合は今季絶望の可能性も出てきました。
浜崎さんは公式サイトで左耳の聴覚が失っていると告白。日記では「正直、病院で先生から治すすべはない、手遅れだって言われた時は頭の中が真っ白になった」、「正直、病院で先生から治すすべはない、手遅れだって言われた時は頭の中が真っ白になった」と綴っています。日記の最後には、「私はボーカリストでありたい。だから、残されたこの右耳がいけるところまで、限界まで、歌い続ける」と決意表明。浜崎さんは今後も音楽活動を継続。元日には最新アルバムをリリース、4月からはアジアツアーが開始される予定です。

この2つのニュースを見て、カズミさんの場合は「やっぱり手術するのか」、あゆの告白については信じられない気持ちで一杯でした。カズミの右肩手術は10年前にも経験あり。あの時は「肩関節唇断裂および右肩けん板関節面損傷」の修復手術でした。今回で右肩の手術は2回目となります。当分の間はカズミ不在になると思いますが、先発陣が穴埋めしてくれることを信じています。今はゆっくり治療に専念して欲しい。右肩が完治したときは、力強いピッチングが蘇ってくれることを期待したいと思います。
あゆの突発性内耳障害は、2000年に発症したときはコンサートツアーを延期する事態に陥りました。今回はその症状が悪化したと思われます。あの時は、全盛期に入る時期でした。8年前に治療していたら、悪化せずに済んだのに…。メッセージの最後には「行くぜ十周年!」と力強く書いておりましたが、果たして春からのツアーでは無事に完走できるのでしょうか?無理だけはして欲しくない、でも、彼女なら最高のパフォーマンスを見せてくれるはずです。


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高校サッカー決勝は流経大柏VS藤枝東

2008年01月07日 | soccer

全国高校サッカー選手権大会はいよいよ佳境に突入。準決勝から舞台を国立に移りました。今日は準決勝2試合が行われました。

第1試合:流通経済大学附属柏VS津工業
全日本ユース王者の流経大柏と今大会の台風の目・津工業は、流経大柏のエース・大前元紀が大爆発!まず前半26分に右足で先制ゴールを決めると、後半6分は頭で決めて2点目。後半26分、相手のクリアミスを拾うと、ミドルシュートが決まりハットトリック達成。そして2分後、またもゴールを決めてこの日4得点。チームも後半だけで5得点を挙げる猛攻を見せれば、守備陣は津工業の攻撃サッカーを完封。6-0と津工に圧勝。王者の風格を見せ付けて、堂々の決勝進出です。
第2試合:藤枝東VS高川学園
34年ぶりの決勝進出を目指す藤枝東は、前半11分に細かいパス回しから河井陽介が右足で決め先制します。追加点が欲しい藤枝東は、松田純也が素晴らしいFKを見せましたが、ポストに直撃し得点ならず。この後もパスサッカーで高川学園を圧倒。高川も後半、反撃を見せますが同点ゴールが生まれず。試合は1-0で藤枝東の勝利。34年ぶりの決勝進出を決めました!

というわけで、決勝戦は流通経済大学附属柏VS藤枝東というカードになりました。どちらも準決勝は内容が良かった、というより流経大柏の圧勝劇はすごいですね。
流経大柏は、ベスト8までわずか1得点だった大前が準決勝で4得点、通算5得点で得点王争いで一気に首位浮上に躍り出ました。守備陣は3試合連続で完封、ここまでわずか1失点と堅守振りを発揮。総合力で2冠&千葉県勢3冠を目指します。
藤枝東は、河合と佐藤の2枚看板&華麗なるパスサッカー、U-18代表候補選手たちの活躍で決勝進出。攻撃力は流経大柏とほぼ互角、いや上回っているかもしれません。守備陣は3回戦まで毎試合1失点でしたが、準々決勝と準決勝は完封しています。藤枝東は優勝すれば37年ぶり5度目、静岡県勢だと平成8年の静岡学園以来12年ぶり。ただ、静岡学園の場合は鹿児島実業との両校優勝でした。静岡の単独優勝は、94年の清水市立商業高等学校(現・静岡市立清水商業高等学校)以来14年ぶりとなります。「サッカー王国・静岡」の復活はこの試合にかかっています。
高校サッカー決勝は、1月14日(月)の成人の日に行われます。幸いにも決勝まで8日空き。どちらも最高のコンディションで、素晴らしい試合を見せてくれることを期待しています。


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夢の国立に進んだのは…?高校サッカー準々決勝

2008年01月06日 | soccer


全国高校サッカー選手権大会は5日、準々決勝4試合が行われました。勝ったチームが、東京・国立競技場で試合が出来ます。国立行きをかけた懸けたベスト8はどこが制したのか?

準々決勝は千葉・市原臨海競技場とさいたま市駒場スタジアムで2試合ずつ行われました。まず、市原での2試合。
第1試合:流通経済大学付属柏高校VS東福岡高校
準々決勝屈指の好カードとなったこの試合、流経大柏は再三に渡ってチャンスを迎えるも、東福岡の守備的布陣の前にゴールが生まれず。対する東福岡はCKでチャンスを作るも無得点。どちらも決定力を欠いたまま80分では決着がつかずPK戦に突入。PK戦、東福岡は2本目と4本目を流経大柏GK・須藤亮太に阻まれてしまう。一方流経大柏は4人が成功。PK戦で4-2で勝利した流経大柏がベスト4進出。
第2試合:藤枝東VS三鷹
都立校史上初のベスト8進出を果たした三鷹、国立行きの快挙に挑んだが、前半25分に藤枝東・河井陽介に先制点を叩き込まれてしまいます。後半25分には松田純也のヘッドで2点目を奪われてしまう。三鷹も反撃を試みますが、1点が遠く試合終了。都立後発の国立行きは来年以降に持ち越しとなりました。勝った藤枝東は10年ぶりの国立行き決定です。

続いては駒場の2試合
第1試合:津工業VS広島皆実
2大会連続のベスト8進出の広島皆実と今大会の台風の目・津工業の対決は、前半16分、津工業の左サイド・松葉司のクロスから、中野真人の豪快ボレーが決まって先制。28分、広島皆実は左CKから林正泰が頭で会わせて同点に追いつきます。前半終了間際、津は飯田裕之がペナルティエリア内で倒されPK獲得。これを松葉がきっちりと決めて勝ち越し。津は後半23分、飯田のミドルシュートで3点目。3-1で津工業が初のベスト4進出決定。
第2試合:遠野VS高川学園
岩手県勢2連覇のかかった遠野だったが、前半30分に高川・村上創一のゴールで先制されると、後半23分には金城基樹のヘッドで2点目を奪われる。0-2で敗戦した遠野、2年ぶりの国立行き、岩手県勢3年連続ベスト4&連覇を逃した。逆に高川学園は現校名では初めて、前身の多々良学園時代を含めると2年ぶりの国立行き決定。


この結果、準決勝には藤枝東、流経大柏、高川学園、津工業が進出決定。九州勢不在の準決勝の組み合わせは、第1試合・流経大柏VS津工業、第2試合・藤枝東VS高川学園となりました。
第1試合の流経大柏VS津工業は、優勝候補筆頭とノーマークの対戦。柏は今大会注目のFW・大前元紀がまだ1得点。津工業は中野真人が4得点で現在得点王。チーム8得点の勢いなら、流経大を倒す可能性も高い。全日本ユースとの2冠を目指す流経大柏、そろそろ王者の風格を見せ付けたい。
藤枝東VS高川学園は、ここまで両チームとも9得点。藤枝東は河合と松田がそれぞれ3得点ずつ叩き出しています。 U-18日本代表候補を5人抱えるタレント軍団が34年ぶりの決勝進出を目指します。高川学園は2大会ぶりの準決勝進出。斎藤達也も3得点を挙げています。この試合は点の取り合い必死だ。

準決勝は1月6日(日)。第1試合は12時10分、第2試合は14時15分にキックオフです。


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箱根駅伝2008 駒澤大学が王座奪回!

2008年01月03日 | Sports

第84回東京箱根間往復大学駅伝競走は今日が運命の復路!

昨日の往路は、1区で城西大学が首位、2区は山梨学院大学・モグスが区間新記録、東海大学・伊達秀晃、日本大学・ダニエルのごぼう抜きショー、3区は早稲田大学・竹澤健介が区間賞、そして5区では首位をひた走っていた山梨学院を早稲田・駒野亮太と駒大・安西が捉え、2人の一騎打ちから駒野が抜け出してトップでゴール。早稲田大学が12年ぶりの往路優勝を達成しました。2位には1分14秒差で駒大、3位に山梨学院が入りました。駒澤の最大のライバル・東海大は約5分遅れの8位。前回王者の順天堂大学は、1区で関戸雅輝がブレーキを起こしてを最下位、アンカーの小野がゴールまで残り500mのところで倒れこんでしまいました。前回王者がまさかの途中棄権途中棄権という、波乱に満ちた往路となりました。
迎えた今日の復路、奇跡の逆転優勝にかける東海大学には佐藤悠基が登場。2年連続で区間新記録を樹立した男は7区で登場します。運命の復路、東京・大手町を先にゴールするのは、古豪復活の早稲田か、2冠&王座奪回を目指す駒澤か、それとも東海大が奇跡を起こすのか?今日の復路も、波乱と悲劇が待っていました。

午前8時、早稲田6区・加藤創大が芦ノ湖をトップでスタート。その1分14秒後に駒大・藤井輝がスタートします。3位の山梨学院は中満勇太、東海大は皆倉一馬が6区を走ります。
首位を走る加藤は、小涌園前を26分44秒で通過、駒澤との差を2分近くに広げます。一方、駒澤・藤井はなかなか詰めることが出来ず。20キロ過ぎにはペースダウン。
小田原中継所で早稲田・加藤が首位でタスキリレー、3分11秒差の2位に駒澤、関東学連選抜・佐藤雄治が区間2位の好走で3位浮上、東海大・皆倉は6位で佐藤にタスキを渡しました。シード権争いでは、大東文化大学が10位浮上でシード権内に入りました。

7区、首位の早稲田・石橋洋三は、二宮のチェックポイントを34分58秒で通過。2位駒大・豊後友章は34分30秒。早稲田との差を2分43秒まで縮めていく。東海・佐藤は2.3キロで中央学院を交わして5位、11キロ過ぎには山梨学院を抜いて4位まで上昇。二宮では33分28秒で通過、首位との差を4分39秒まで縮めます。12キロ過ぎには、関東学連を抜いて3位浮上。3年連続区間新記録も見えてきた!
大磯で早稲田と駒澤との差は2分19秒、東海との差は3分49秒。だんだん縮まっていく。平塚中継所、首位の早稲田は加藤から飯塚淳司にタスキリレー、2位駒澤、3位の東海・佐藤は1時間2分35秒の区間新記録!シード権争いは、小田原で11位だった帝京大学が、8位に上昇。9位・日大、10位・中央大、11位・大東大、12位・東洋がシード権を争っている。特に10位と12位の差は1分以内。まだわからない。

8区、首位早稲田・飯塚は3キロを8分47秒と快調な出だし。対する駒澤は、深津卓也が早稲田を20秒近く縮める走りを見せる。6.8km地点の茅ヶ崎で、早稲田と駒澤の差は1分42秒に縮まる。シード権争いも熾烈。日大と帝京が8位争い、中央10位、東洋と大東大が11位並走。8位集団と11位集団の差は1分7秒。
11キロ過ぎ、早稲田と駒澤との差は1分近くまで縮まると、13キロには49秒差、影取(18.4キロ)で26秒差まで短縮!8区で逆転なるか?しかし、飯塚が首位を守り、戸塚中継所を早稲田がトップでタスキリレー。駒澤は15秒差で2位!深津が2分近く縮める好走で区間賞獲得。平塚で3位の東海大は芳村隆一が失速し5位に後退。優勝は絶望的となった。シード争いでは、中央9位、大東文化と東洋が10位同着、日大が10位から25秒差の12位で平塚中継所を通過。
8区でアクシデント発生!前日の往路で途中棄権となった順大が、復路でも大ピンチ。木水良が途中歩き出してしまう。繰り上げスタートのピンチを迎えてしまうが、なんとかギリギリでタスキリレー。

9区、首位を行く早稲田・三輪真之を駒澤・堺晃一が10秒差で追う展開。2.6キロ過ぎに堺が三輪をかわして逆転。トップが入れ替わったかと思いきや、三輪が粘りを見せて堺と並走します。そして8.5キロで堺が権太坂の下り坂を利用する仕掛けで三輪を突き放す。ついに駒澤が単独首位!
シード権争いでは、権太坂通過時点で9位中央、10位に日大と東洋、12位に大東大。10位から12位までの差は48秒、中央と大東大の差は1分9秒まで広がる。
首位・駒澤は横浜駅前のチェックポイントで、早稲田との差を36秒近く広げる。3位争いでは、中央学院・篠藤淳が学連選抜と山梨学院を抜いて3位浮上。篠藤は42分22秒で横浜駅前を通過。区間トップの好走を続けている。
いよいよアンカーの待つ鶴見中継所。首位・駒澤は堺から太田行紀へタスキリレー。2位・早稲田は1分21秒差で神澤陽一にタスキをつなぎました。3位には中央学院・篠藤。1時間8分1秒で走り抜いた篠藤、見事区間新記録達成!シード権争いは、8位中央、9位東洋、10位帝京、11位日大が鶴見中継所を通過。帝京と日大との差は53秒、中央との差は1分7秒。そんな中、野口功太が区間3位の好走を見せた日本体育大学が12位に浮上。10位との差は1分11秒。まだチャンスはありそう。
シード権争いが大混戦模様の中、権太坂で12位だった大東大に異変が…。住田直紀が17キロ過ぎに足が止まってしまう。給水を受けて走り出すもまたストップ。只隈監督が駆け寄ると、住田はまた走り出しますが、21.7キロ付近で3度目のストップ。監督が手をかけて途中棄権となりました。
鶴見中継所では、東農大、法政、順天堂、大東大が繰り上げスタートを待っていましたが、残り3秒で東農大がタスキリレー。首位通過から20分後、3校が繰り上げスタートとなりました。

最終10区、首位の駒澤のアンカー・太田は蒲田のチェックポイントを18分13秒で通過、だが2位・早稲田の神津は駒澤との差を1分7秒、14秒詰める力走を見せる。シード権争いでは、中央、東洋、帝京、日大の4チームがシード圏内を争う感じ。8位集団から日大との差は51秒。どこが落ちるかわからないタイム差だ。
首位の駒澤は、早稲田にいったん差を詰められたものの、新八ツ山橋で1分35秒、18キロ過ぎには2分以上に開き大勢を決した感じ。ゴールまで残り3キロでシード権争いはヒートアップ!11位日大・笹谷拓磨が10位東洋大・岸村好満に9秒差まで縮まる。逆転の可能性もありかと思ったら、最後に予想外のハプニング!なんと優勝候補だった東海大学のアンカー・荒川丈弘が倒れてしまい途中棄権!7位で走っていた東海大、ゴールまであと少しのところで悲劇の結末を迎えてしまいました。日大と東洋は一つ順位を上げてシード圏内。シード獲得は決定的とはいえスッキリしない。
先頭の駒澤は、ヴィクトリーロード・銀座通りと日本橋を駆け抜け、大手町の読売新聞社前をトップでゴール!駒澤大学が3年ぶり6度目の総合優勝!2分29秒差の2位に早稲田大学、中央学院大学は、アンカー・池田政輝が危ない場面を見せたが、総合3位でゴール。関東学連選抜が大健闘の4位、そのあと亜細亜、6位に山梨学院が入りました。以下、中大、帝京大、日大、東洋大がゴール。東洋大までがシード権獲得となりました。11位城西はシード獲得ならず、12位に日体大はシード落ちとなりました。

最終成績
1位 駒澤大学   11時間05分00秒
2位 早稲田大学  11時間07分29秒
3位 中央学院大学 11時間11分05秒
4位 関東学連選抜 11時間12分25秒
5位 亜細亜大学  11時間14分10秒
6位 山梨学院大学 11時間15分00秒
7位 中央大学   11時間16分32秒
8位 帝京大学   11時間16分48秒
9位 日本大学   11時間16分52秒
10位 東洋大学   11時間17分12秒
ここまでがシード権獲得
11位 城西大学   11時間20分19秒
12位 日本体育大学 11時間20分30秒
13位 国士舘大学  11時間23分43秒
14位 専修大学   11時間25分37秒
15位 神奈川大学  11時間27分22秒
16位 法政大学   11時間28分06秒
17位 東京農業大学 11時間30分58秒
   順天堂大学  5区で途中棄権
   大東文化大学 9区で途中棄権
   東海大学   10区で途中棄権
区間賞
1区 21.4km 佐藤直樹 城西大学   1時間04分37秒
2区 23.2km メクボ・J・モグス
            山梨学院大学   1時間06分23秒 区間新
3区 21.5km 竹沢健介 早稲田大学  1時間03分32秒
4区 18.5km 阿宗高広 国士舘大学     55分24秒
5区 23.4km 駒野亮太 早稲田大学  1時間18分12秒
6区 20.8km 加藤創大 早稲田大学     59分15秒
7区 21.3km 佐藤悠基 東海大学   1時間02分35秒 区間新
8区 21.5km 深津卓也 駒澤大学   1時間04分57秒
9区 23.2km 篠藤 淳 中央学院大学 1時間08分01秒 区間新
10区 23.1km 永岩義人 城西大学   1時間10分14秒


今年の箱根駅伝は駒澤大学が総合優勝。復路でも5時間30分38秒のタイムで優勝しました。区間賞は8区深津だけでしたが、11月の全日本同様、総合力で勝ち取った形となりました。2位の早稲田は往路優勝を果たしたものの、復路では5時間34分21秒の3位に終わりました。総合2位は古豪復活をアピールしたといえるでしょう。来年は竹澤健介選手の最後の年。竹澤のためにも総合優勝を狙いたいところです。往路では4区まで首位だった山梨学院は、最終的には6位で久々のシード権獲得。モグスだけかと思われましたが、日本人選手も頑張りました。4位の関東学連選抜は、4区久野雅浩(拓殖)、5区の福山真魚(上武)の好走で上位に食い込みました。予選敗退校のエース格の寄せ集め軍団で、下位でゴールするだろうと思ったら予想外の結果でした。来年は母校で出場できるように頑張って欲しいですね。
前回王者の順天堂はまさかの棄権。1区の関戸のブレーキで始まると、その後は順位を大きく上げられず。5区では小野がゴールまであと少しのところで倒れて棄権。復路では8区でブレーキを起こし、2日連続で棄権かと思われました。狂った歯車を止められなかった順天堂は、次回は予選会からのスタートです。
東海大は優勝候補に挙げられましたが、最後の最後で悲劇が待っていました。伊達秀晃と佐藤悠基の両エースが活躍したのですが、アンカーの荒川が右足を捻挫。最後は激痛で走ることが出来ず棄権。ゴールまで残り2キロ…。悲願だった優勝がシード落ちという現実。来年こそは、その悔しさを晴らして欲しい。
大東文化大学は往路では11位、10位の差は1分23秒と充分チャンスはありました。6区は佐藤匠が区間6位のタイムで10位浮上、7区は11位、8区は東洋と同着の10位とシード権争いを続けていました。しかし、9区の住田が大誤算でした。只隈監督は「3キロぐらいから体調が急変した」と言ってましたが、東洋大と日大に離された時点からおかしくなってしまったと思います。幸いにも命には別状は無し。5年連続で予選会から出直しという結果となりました。次こそは全員完走&シード権獲得を目指してもらいたい!

今年は17校完走、史上最高の3校が途中棄権という大波乱の大会で幕を閉じました。次回の予選会は10校に出場権が与えられます。順天堂、法政、東海、日体大、専修、大東文化、神大、城西といった常連校が参戦する例年以上のサバイバルマッチが予想されます。来年も大東大予選突破できるよう頑張って欲しいと思います。


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鹿島アントラーズが2冠達成!

2008年01月02日 | soccer

元日恒例の天皇杯全日本サッカー選手権大会の決勝は、鹿島アントラーズが2-0でサンフレッチェ広島に快勝し、7年ぶり3度目の優勝を飾りました。

試合は前半8分、右サイドにいた内田篤人がマルキーニョスとのワンツーから抜け出すと、右足で決めて鹿島が先制します。対するサンフレッチェは、再三に渡って同点のチャンスを作りますが、鹿島ディフェンス陣の前にゴールが生まれません。
後半、鹿島はマルキーニョスが立て続けにヘッドで狙いますが、ゴールネットを揺らせず。後半17分、決定的な場面が生まれますが、田代有三が決められません。一方の広島は、森崎浩司が強烈なミドルを放っていきますが、GKに阻まれます。終盤に猛反撃を見せますが、同点弾が奪えないまま試合はロスタイムへ。そしてロスタイムに鹿島がカウンター攻撃。途中出場の柳沢敦がペナルティエリア内まで進入すると、シュートと見せかけてダニーロにパス。これを受けたダニーロが決めて勝負あり。攻守で広島を上回った鹿島が、Jリーグ年間王者に次ぐ2冠達成です。

今年の決勝は、鹿島が王者の意地を見せ付けた試合となりました。去就が注目される柳沢は後半残り数分で出場し、1アシストを挙げ優勝に貢献しました。2点目を挙げたダニーロは、来日初ゴールだそうです。これで鹿島アントラーズは11冠。今季2冠をきっかけに第2期黄金時代が始まるのか?
広島も頑張ったんですが、やはり柏木陽介の出場停止は痛かった。もし出場していたら、内容も互角の展開になっていたはず。佐藤寿人、森崎ツインズ(浩司・和幸)、青山敏弘といった代表クラスの選手たちが、来季はJ2で戦います。
この2チームは、3月に行われるゼロックス・スーパーカップで対戦決定。もし広島が鹿島に勝ったら、「J1は混戦必至、J2は広島の1強」になるかもしれません。2008年のJリーグを占う大会では、どんな試合になるのでしょうか?


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