日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

Jリーグのストーブリーグ

2008年01月12日 | soccer

Jリーグのストーブリーグは、例年以上に熱くなっております。
国内では、ブンデスリーガ・フランクフルトに所属していた高原尚泰が浦和レッズに移籍、海外ではジェフ千葉の水野晃樹がスコットランドプレミアリーグの名門・セルティック移籍が確実的となっています。

高原選手の浦和レッズ入団会見は、さいたま市内で行われました。移籍理由について、「フランクフルトでの戦い方、監督の起用法に納得がいかない部分があった。浦和には自分をレベルアップさせるための環境がそろっている」と語り、「チームの勝利のため、全力でプレーしたい」と抱負を述べました。この後、埼玉スタジアムでユニフォーム姿を披露。高原選手は3年契約・背番号7で新天地に挑みます。
国内では高原選手のJリーグ復帰が話題となっておりますが、浦和レッズには大分トリニータから梅崎司、アルビレックス新潟からエジミウソンを獲得、オーストリアのレッドブル・ザルツブルグで頑張っていた三都主アレサンドロ(アレックス)が復帰予定。攻撃陣を積極的に補強してきたレッズ、積極補強で王座奪還、ACL連覇に挑みます。
また、今年J1に復帰する京都サンガも大型補強に励んでいます。鹿島アントラーズを退団した柳沢敦、ガンバ大阪からシジクレイ、ヴァンフォーレ甲府から増嶋竜也を獲得。ジェフ千葉から佐藤勇人の移籍も決定的となっています。今季2冠の鹿島は、FC東京の伊野波雅彦を獲得しようとしています。夏ごろには中田浩二が復帰予定となっています。柳沢の穴は大きくないといってもいいでしょう。ガンバ大阪は、北京五輪代表キャプテン・水本裕貴を獲得したそうです。シジクレイの穴埋めが出来ましたね。マグノアウベスの穴埋めには、FC東京からルーカスを獲得しました。ガンバに来た人もいれば、去らなければならない人も。家長昭博はレンタルでの放出が決定的。家長の移籍先はどこになるのか…。
2年ぶりのJ1復帰の東京ヴェルディは、土肥洋一と福西崇史(どちらもFC東京)、那須大亮(横浜Fマリノス)を獲得。鈴木隆行も獲得予定となっているヴェルディ、補強選手が活躍すればJ1残留もありそう。
他球団が積極補強する中で、ジェフ千葉は主力選手の流出が相次いでいます。水野はセルティック、水本はガンバ、山岸智は川崎フロンターレ、佐藤勇人は京都、そしてエースの巻誠一郎は、大宮アルディージャからオファーが来ています。大宮からすれば、巻の獲得は最高の補強になるはず。慎監督との話し合い次第では去就が決まる巻選手、残留か大宮か?これ以上流出が続けば、2008年は厳しい戦いになりそうです。

海外移籍も過熱。セルティックは現在渡英中の水野晃樹に英政府から労働許可証が発給されたことを明らかにしました。A代表で一定数以上の国際試合に出場していることが基準となっていて、A代表で4試合しか出場していない水野は条件を満たしておりませんでしたが、特例措置で認められる形になりました。10日にメディカルチェック等を行い、現地時間11日にも正式契約を結び、「セルティック・水野」が誕生します。セルティックは中村俊輔が所属しており、今季のUEFAチャンピオンズリーグでベスト16入りを決めています。水野は俊輔との共演&レギュラー定着でセルティックの3連覇に貢献できるのか?
オランダでは、VVVの練習に参加していた本田圭佑(名古屋グランパス)が、練習試合の活躍が認められ、移籍が決定的となりました。オランダでも”左足の無回転FK”が炸裂するかどうか。長谷部誠(浦和レッズ)はドイツ・ウォルフスブルクの移籍が有力的。一時はイタリア・シエナに移籍かと思われましたが、結局は消滅。最終的にはドイツという形になりました。悲願の欧州移籍を実現できた長谷部選手、ドイツでの活躍を祈るばかりです。


にほんブログ村 サッカーブログ 日本代表へ にほんブログ村 サッカーブログへ

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする