M@浜松
今回は失敗談です。
したがってお店の名前は控えさせていただきます。
場所は浜松で、お仕事の前のランチをとラーメン屋さんに向かいました。
この伏線は先週にあって、この時も同じようにランチをラーメン屋さんでいただいたわけです。
ところがこの時は余裕を持ちすぎてしまい、かなり早くお店に着きました。
さらにはお客さんが少なかったこともあって、あっという間に食べ終わってしまいました。
おかげで30分以上も時間が空いてしまい、それをつぶすのに苦労しました。
今回はその意識が頭にあったのですっかり油断をしていました。
つまり余裕を持たずにお店に着いたわけです。
まあ、自慢ではありませんがラーメン食べ歩きの経験も多いですから、食べるのは早いです。
普通に食べてもラーメン1杯に5分は掛かりませんが、それが出てこなければどうしようもありません。
さて、目指したお店には予定よりも少し遅れて着きました。
この時点で30分ほどの予定時間が5分減りました。
お店の前には携帯を使っている男性が一人。
私が入るすぐ前に入店されました。
おや、入ってみてびっくりです。
8人掛けほどのカウンター席は満員で、さらには立って待っているお客さんが私以外に5人いました。
(しまった、こんなに人気があるお店だったか)
さらにはそのうちの三人組が直前に入ったばかりのようで、自動券売機の前でメニューをながめていました。
この時点で諦めれば何もなかったわけですが、つい焦ってしまいました。
後からお客さんが来るかもしれないから、まずは食券を確保しておこう。
780円だというお勧めのラーメンを選び、食券を手にしました。
ところがこのお店、なかなかお客さんが動きません。
よく見ますと、御主人がたったお一人だけでやっています。
ラーメン作りから配膳片づけまで、完全にワンマンスタイルですからこれは時間が掛かるわけです。
この時点でも止めれば良かったわけですが食券を買ってしまったので、もうあとには戻れません。
カウンター席にはまだ麺が出ていないお客さんが4人ほどいて、そのうちの2人に出たのが入店してから7分後でした。
10分後に一人お客さんが出ていって、並んでいた先頭の一人客が席に着きました。
私の前にはあと4人です。
時間が掛かるのにはもう一つ訳がありました。
それは麺を食べたあとの追い飯というシステムです。
こちらのお店では麺をいただいた後で、残った汁に半量ほどのご飯を入れてシメができるというスタイルでした。
お客さんが食べ終わると丼を前に出して御主人を呼びます。
すると御主人は作業を中断してそれを受け取りライス投入、ものによってはそこにスープを入れたりしています。
合間を見ては器を下げ、洗浄までしていますから時間はかなり掛かります。
20分経過してまた席が二つ空きました。
しかしラーメンのほうは7分で1杯ほどのペースです。
ここで灰色の脳細胞を働かせました。
これでいくとどのくらい掛かるのか。
5分で食べてフルスピードで走っていけば、まだ20分ほどは余裕がありそうです。
しかしまだ席に着く段階にも達していません。
25分経過して私の前にいたお客さんは全て席に着きました。
しかし、私が来た時に並んでいた最初のお客さんにはまだラーメンは出ていません。
皮肉なことに、私が待っていたこの25分間にはお店に入ってきたお客さんは全くなく、今お店でたっているのは私と御主人のお二人だけになりました。
これはどう考えてもお仕事に間に合いません。
今までの実績から計算すると、席に座るのに5分掛かります。
さらには私の注文が出来上がってくるのに4掛ける7で28分、食べ終わるのに5分。
ここまでで40分ですから、奇跡でも起こらない限り無理です。
諦めて御主人に聞きます。
「すいません、時間がないので帰りますが、この食券は別の日でも良いですか」
「はい、いいですよ」
がっくりと肩を落としてお店を後にしました。
するとお店の前には車から降りた一人の男性客。
ダメ元で話しかけてみました。
「すいません、この食券買っていただけませんか」
話の都合上あとでと言いましたが、私が今度来るのは1年後ですから、券が持ちそうもありません。
その方は親切にも良いですと言ってくれて、交渉成立でした。
もちろん御主人にも渡したことは伝えておきました。
まあ、何と人騒がせなお客さんだったでしょうか。
時間もギリギリになってしまい、駆け足で現場に向かいました。
しかし、ラーメン屋さんに入ってラーメンを食べずに帰ったのは初めてでした。
やっぱり下調べは重要ですね。
この日は季節外れの暖かな日でしたから冷や汗でなく普通の大汗でした。
今回は失敗談です。
したがってお店の名前は控えさせていただきます。
場所は浜松で、お仕事の前のランチをとラーメン屋さんに向かいました。
この伏線は先週にあって、この時も同じようにランチをラーメン屋さんでいただいたわけです。
ところがこの時は余裕を持ちすぎてしまい、かなり早くお店に着きました。
さらにはお客さんが少なかったこともあって、あっという間に食べ終わってしまいました。
おかげで30分以上も時間が空いてしまい、それをつぶすのに苦労しました。
今回はその意識が頭にあったのですっかり油断をしていました。
つまり余裕を持たずにお店に着いたわけです。
まあ、自慢ではありませんがラーメン食べ歩きの経験も多いですから、食べるのは早いです。
普通に食べてもラーメン1杯に5分は掛かりませんが、それが出てこなければどうしようもありません。
さて、目指したお店には予定よりも少し遅れて着きました。
この時点で30分ほどの予定時間が5分減りました。
お店の前には携帯を使っている男性が一人。
私が入るすぐ前に入店されました。
おや、入ってみてびっくりです。
8人掛けほどのカウンター席は満員で、さらには立って待っているお客さんが私以外に5人いました。
(しまった、こんなに人気があるお店だったか)
さらにはそのうちの三人組が直前に入ったばかりのようで、自動券売機の前でメニューをながめていました。
この時点で諦めれば何もなかったわけですが、つい焦ってしまいました。
後からお客さんが来るかもしれないから、まずは食券を確保しておこう。
780円だというお勧めのラーメンを選び、食券を手にしました。
ところがこのお店、なかなかお客さんが動きません。
よく見ますと、御主人がたったお一人だけでやっています。
ラーメン作りから配膳片づけまで、完全にワンマンスタイルですからこれは時間が掛かるわけです。
この時点でも止めれば良かったわけですが食券を買ってしまったので、もうあとには戻れません。
カウンター席にはまだ麺が出ていないお客さんが4人ほどいて、そのうちの2人に出たのが入店してから7分後でした。
10分後に一人お客さんが出ていって、並んでいた先頭の一人客が席に着きました。
私の前にはあと4人です。
時間が掛かるのにはもう一つ訳がありました。
それは麺を食べたあとの追い飯というシステムです。
こちらのお店では麺をいただいた後で、残った汁に半量ほどのご飯を入れてシメができるというスタイルでした。
お客さんが食べ終わると丼を前に出して御主人を呼びます。
すると御主人は作業を中断してそれを受け取りライス投入、ものによってはそこにスープを入れたりしています。
合間を見ては器を下げ、洗浄までしていますから時間はかなり掛かります。
20分経過してまた席が二つ空きました。
しかしラーメンのほうは7分で1杯ほどのペースです。
ここで灰色の脳細胞を働かせました。
これでいくとどのくらい掛かるのか。
5分で食べてフルスピードで走っていけば、まだ20分ほどは余裕がありそうです。
しかしまだ席に着く段階にも達していません。
25分経過して私の前にいたお客さんは全て席に着きました。
しかし、私が来た時に並んでいた最初のお客さんにはまだラーメンは出ていません。
皮肉なことに、私が待っていたこの25分間にはお店に入ってきたお客さんは全くなく、今お店でたっているのは私と御主人のお二人だけになりました。
これはどう考えてもお仕事に間に合いません。
今までの実績から計算すると、席に座るのに5分掛かります。
さらには私の注文が出来上がってくるのに4掛ける7で28分、食べ終わるのに5分。
ここまでで40分ですから、奇跡でも起こらない限り無理です。
諦めて御主人に聞きます。
「すいません、時間がないので帰りますが、この食券は別の日でも良いですか」
「はい、いいですよ」
がっくりと肩を落としてお店を後にしました。
するとお店の前には車から降りた一人の男性客。
ダメ元で話しかけてみました。
「すいません、この食券買っていただけませんか」
話の都合上あとでと言いましたが、私が今度来るのは1年後ですから、券が持ちそうもありません。
その方は親切にも良いですと言ってくれて、交渉成立でした。
もちろん御主人にも渡したことは伝えておきました。
まあ、何と人騒がせなお客さんだったでしょうか。
時間もギリギリになってしまい、駆け足で現場に向かいました。
しかし、ラーメン屋さんに入ってラーメンを食べずに帰ったのは初めてでした。
やっぱり下調べは重要ですね。
この日は季節外れの暖かな日でしたから冷や汗でなく普通の大汗でした。