楊2号店@池袋
さて、時間も正午になって一安心、まつしまさんからお目当てのお店へと向かいます。
場所は前もって調べてありますから、すぐにたどり着きました。
こちらが、「中国家庭料理 楊2号店」さんです。
「孤独のグルメ」にも登場した有名店です。

ところがどうしたわけかすでにお店は開いていて、しかもお客さんが三人お店の前に並んでいました。
(うん、これほど人気があるとはしまった)
仕方なく列の一番最後に付きました。
並んでいらっしゃるのは30代ほどの女性三人連れで、仲良さそうにおしゃべりされています。
そこで暇つぶしにお店の前の表示を見て驚きました。
何と日曜日の開店時間が平日と同じ午前11時半に変わっていたんです。
それなら無駄に時間つぶしなどせず、そのまま来れば良かった。
どうも最近はラーメン店の行列には運がない私です。
と言うのもお店の開店が悪いのか、全く出てくるお客さんがありません。
これでは一体どのくらい掛かるのか見当も付かない有様です。
さらにはテレビのカメラを持った若者がお店に入り込んでなにやら撮していました。
お店が混んでいる時に取材するというのもどうかと思いますが、そのおかげで遅れているのかもしれませんから待っている方としてはては、やきもきしています。
それでも10分ほどはおとなしく待っていますと。
突然前の女性から声を掛けられました。
「カウンターが一席空いていますからお先にどうぞ」
「え、良いんですか?」
「私たちは三人ですから」
酔いも醒め掛かって寒くなってきましたから、これは地獄で仏です。
喜んでお店に入りました。
すぐに空いているカウンター席に座れて一安心です。
なお、待っている間に他のお客さんは全く並んできませんでしたから、間が悪いものです。
「汁なし坦々麺(800円)お願いします」
すぐに決めていた注文を伝えます。
ここに来たならやはり一度はこれをいただいておかなくてはいけません。
どんなものが出てくるのか楽しみですね。
「辛さはどうしますか」
そう聞かれたのでおとなしく「普通で」とお願いしましたが、お客さんの注文を聞いていると、「控えめ」の方が多かったです。
右隣の中年ペアの方は、ビールに餃子、そしてこの汁なし坦々麺というフルコースでした。
今はすでにシメの坦々麺に取りかかっているところです。
しかし見ているとお箸がなかなか進みません。
結局半分ほども残されていましたから、かなり辛いということが分かりました。
まあこの時点では私も甘く見ていたわけです。
お店は注文が一通り出たようで、ようやく落ち着いてきたようです。
店長のオカアサンが明るくて良い雰囲気ですね。
そして問題の、「汁なし坦々麺」が出てきました。

ホカホカと湯気が立っている温かな麺です。
「よく混ぜてくださいね」
ここは素直にじっくりと混ぜました。

麺はカレー皿のような楕円形の器で、下にタレが敷いてあってそこに茹であがった麺が乗った状態です。
真ん中に茹でた青梗菜、砕いたナッツに、挽肉が乗っていました。
しかしこのタレは辛そうですね。

しっかり混ぜるとこんな感じになりました。
ちょっと見にはスパゲッティナポリタンみたいな感じですが、味は全く違います。
まずは一口いただきますが、麺は太麺で割合に歯応えがありました。
最初の一口二口は、まあ普通です。
辛いことは辛いですが、これぐらいなら問題ありません。
しかしこの坦々麺は辛さだけではなく、「麻」が潜んでいました。
いわゆる中国山椒のシビレです。
私は辛さには自信がありますが、シビレはそれほど強くないということがよく分かりました。
三分の一ぐらいで、けっこう苦しくなってきます。
ひょっとしたら食前酒が悪かったのかもしれませんが、半分ぐらいからきつくなってきました。
そのぐらいにこの山椒はきつかったです。
そしてもう一つの難点は、味が単調なことです。
何か口直しのものが他にあればいいですが、これだけを食べ続けるのは飽きが来ます。
これは参ったなあ。
お店ですが、お客さんも落ち着いてきて、一時期の混雑は無くなったようでした。
カウンターに案内された若いカップルに、オカアサンが苦笑しています。
というのは、「辛いものはダメ」だとせっかくお店に入ってきたのに、説明を聞いてそのまま帰ったということです。
それにしても明るい女将さんで、こちらまで楽しくなります。

ところで肝心な私の坦々麺ですが、10分の格闘でタオルを投げました。
あと一箸で完食ですが、あとのこともありますからここで撤退です。
泣く泣くお会計をしてお店を後にしました。
久しぶりに完食を逃して残念でしたが、これが実力でしょうか。

ごちそうさまでした。
さて、時間も正午になって一安心、まつしまさんからお目当てのお店へと向かいます。
場所は前もって調べてありますから、すぐにたどり着きました。
こちらが、「中国家庭料理 楊2号店」さんです。
「孤独のグルメ」にも登場した有名店です。

ところがどうしたわけかすでにお店は開いていて、しかもお客さんが三人お店の前に並んでいました。
(うん、これほど人気があるとはしまった)
仕方なく列の一番最後に付きました。
並んでいらっしゃるのは30代ほどの女性三人連れで、仲良さそうにおしゃべりされています。
そこで暇つぶしにお店の前の表示を見て驚きました。
何と日曜日の開店時間が平日と同じ午前11時半に変わっていたんです。
それなら無駄に時間つぶしなどせず、そのまま来れば良かった。
どうも最近はラーメン店の行列には運がない私です。
と言うのもお店の開店が悪いのか、全く出てくるお客さんがありません。
これでは一体どのくらい掛かるのか見当も付かない有様です。
さらにはテレビのカメラを持った若者がお店に入り込んでなにやら撮していました。
お店が混んでいる時に取材するというのもどうかと思いますが、そのおかげで遅れているのかもしれませんから待っている方としてはては、やきもきしています。
それでも10分ほどはおとなしく待っていますと。
突然前の女性から声を掛けられました。
「カウンターが一席空いていますからお先にどうぞ」
「え、良いんですか?」
「私たちは三人ですから」
酔いも醒め掛かって寒くなってきましたから、これは地獄で仏です。
喜んでお店に入りました。
すぐに空いているカウンター席に座れて一安心です。
なお、待っている間に他のお客さんは全く並んできませんでしたから、間が悪いものです。
「汁なし坦々麺(800円)お願いします」
すぐに決めていた注文を伝えます。
ここに来たならやはり一度はこれをいただいておかなくてはいけません。
どんなものが出てくるのか楽しみですね。
「辛さはどうしますか」
そう聞かれたのでおとなしく「普通で」とお願いしましたが、お客さんの注文を聞いていると、「控えめ」の方が多かったです。
右隣の中年ペアの方は、ビールに餃子、そしてこの汁なし坦々麺というフルコースでした。
今はすでにシメの坦々麺に取りかかっているところです。
しかし見ているとお箸がなかなか進みません。
結局半分ほども残されていましたから、かなり辛いということが分かりました。
まあこの時点では私も甘く見ていたわけです。
お店は注文が一通り出たようで、ようやく落ち着いてきたようです。
店長のオカアサンが明るくて良い雰囲気ですね。
そして問題の、「汁なし坦々麺」が出てきました。

ホカホカと湯気が立っている温かな麺です。
「よく混ぜてくださいね」
ここは素直にじっくりと混ぜました。

麺はカレー皿のような楕円形の器で、下にタレが敷いてあってそこに茹であがった麺が乗った状態です。
真ん中に茹でた青梗菜、砕いたナッツに、挽肉が乗っていました。
しかしこのタレは辛そうですね。

しっかり混ぜるとこんな感じになりました。
ちょっと見にはスパゲッティナポリタンみたいな感じですが、味は全く違います。
まずは一口いただきますが、麺は太麺で割合に歯応えがありました。
最初の一口二口は、まあ普通です。
辛いことは辛いですが、これぐらいなら問題ありません。
しかしこの坦々麺は辛さだけではなく、「麻」が潜んでいました。
いわゆる中国山椒のシビレです。
私は辛さには自信がありますが、シビレはそれほど強くないということがよく分かりました。
三分の一ぐらいで、けっこう苦しくなってきます。
ひょっとしたら食前酒が悪かったのかもしれませんが、半分ぐらいからきつくなってきました。
そのぐらいにこの山椒はきつかったです。
そしてもう一つの難点は、味が単調なことです。
何か口直しのものが他にあればいいですが、これだけを食べ続けるのは飽きが来ます。
これは参ったなあ。
お店ですが、お客さんも落ち着いてきて、一時期の混雑は無くなったようでした。
カウンターに案内された若いカップルに、オカアサンが苦笑しています。
というのは、「辛いものはダメ」だとせっかくお店に入ってきたのに、説明を聞いてそのまま帰ったということです。
それにしても明るい女将さんで、こちらまで楽しくなります。

ところで肝心な私の坦々麺ですが、10分の格闘でタオルを投げました。
あと一箸で完食ですが、あとのこともありますからここで撤退です。
泣く泣くお会計をしてお店を後にしました。
久しぶりに完食を逃して残念でしたが、これが実力でしょうか。

ごちそうさまでした。