静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文と居酒屋放浪記です。
土曜と日曜はお休みです。

蒲原館@蒲原

2015年12月21日 07時27分54秒 | ラーメン(静岡市内)
蒲原館@蒲原

 最近珍しく続いているラーメンシリーズです。
今回ははるばると蒲原までやって来ました。
とはいってもここ蒲原までは静岡市ですから、範疇は同じ静岡市内になります。

 まずは東海道線で静岡駅をスタートします。
ところままが悪く、駅にちょうど入ってきたのは興津止まりでした。
とりあえずその電車に乗って、興津の駅で乗り換えました。
電車待ちで10分、乗って二駅で蒲原に着きました。



 東海道線ではもう何百回も通過していますが、蒲原の駅で降りたのは今までに二三回しかありません。
珍しいのでつい看板も撮ってしまいました。
改札で切符を見せようとすると、どういうわけか駅員さんがいらっしゃいませんでした。
いかにものんびりとしていますね。



 目指すお店は駅のすぐそば、と言うか、駅を出たらそのまま正面に見えますね。
遠目にもしっかりと白い暖簾が見えますから大丈夫です。
信号が変わるのを待って、横断歩道を渡ります。



 こちらが蒲原では一番人気のラーメン屋さん、「蒲原館」さんです。
私は二回目ですが、もう20年ぶりほどですから記憶にはありません。
自動ドアをくぐってお店に入りました。

 「いらっしゃいませ」
先客は男性の一人客と、中年のご夫婦の三人でした。
広いお店に4人掛けのテーブルが並んでいます。
カウンターは無いので私はテーブル席に座りました。



 すぐにお冷やが出て、決めていたラーメンの注文です。
メニューを眺めますが、全般的に安いですね。
ランチのサービスメニューはやっていないようでした。
全て税込み価格ですから分かりやすいですね。



 待つこと4分ほどですぐに「ラーメン(560円)」が出てきました。
厨房を見たわけではありませんが、手際の良いのはさすがに老舗です。
なお、他のお客さんの注文では、「タンメン」が人気でした。



 さて、出てきたラーメンですが、良いルックスですね。
具には、もも肉のチャーシューが二枚に短めのメンマ、ナルトにノリです。
スープは和風のあっさりしょうゆ系で、麺は細麺の縮れ麺でした。
では卓上のコショーを掛けていただきます。



 うん、スープが美味しいですね。
一般的な街角の中華やさんとは違っていて、これはしっかりした力のあるスープでした。
こういうほっこりと温かいスープは大好きです。

 私が待っているうちにもお客さんがどんどんと入ってきて、早い時間帯から繁盛されているのが分かります。
ファミリー客もいて、地元に愛されているお店だとよく分かりますね。
料理が出てくるのも早めで、他の方の注文された品物も続々と出てきますから、待たされることもありません。

 そういえばのれんにも、「食堂」と書かれていましたから、必ずしもラーメンが看板だとは言えないかもしれません。
でもだいたい半分ぐらいはラーメンとタンメンの注文でした。
面白いことにお会計をテーブルで先に済ませてしまう方が数人いらっしゃいました。
私は後払いでしたが、これはたまたまだったのかもしれません。

 麺の量はやや軽めでしたが、私には十分でした。
若い方にはこれにご飯物を付けると完璧でしょう。
わずか10分で任務を終了して、蒲原の駅に戻りました。
帰りの駅にはしっかりと駅員さんがいましたから、先ほどはたまたま急用で留守にしていたんでしょう。



 ホームで帰りの電車を待ちますが、たまには蒲原まで30分のラーメン旅行も良いかな。
ごちそうさまでした。
コメント
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