静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文と居酒屋放浪記です。
土曜と日曜はお休みです。

多可能@ホッピー二本

2021年02月11日 07時19分00秒 | 居酒屋
多可能@ホッピー二本



 「ガスト」さんを出て向かった先は静岡を代表する老舗居酒屋、「多可能」さんです。
最近ここに行く機会が増えました。
こちらのお店ですが、かなり昔から知っていて、何度も行ったことがあります。
しかし人気店なのでいつも満員でした。

 そのせいで入っても断られたり、タバコが煙たかったりして足が遠のいていました。
しかしこのコロナ騒動です。
去年の5月に久しぶりに入ると、これが空いていてすんなりと座れました。
そして今年になっての再訪です。

 その時からホッピーが気に入って、それがくせになりました。
開店直後は空いているし、カウンターも快適です。
今年になって早くも三回目の訪問になりました。
開店5分後の午後4時35分にお店に入りました。



 先客はお二人で、大常連のお姉さんがいつもの特等席、右端にも男性がお一人座っていらっしゃいました。
お姉さんのお隣二席が予約席で、私はその隣に座りました。
まずはホッピーセットです。
これで税抜き500円は良心的ですね。



 まずはお通しが出てきました。
これは前回と同じような煮物ですね。
お通し不要論で名高い私ですが、100円ですからまったく問題ないです。
さて、何をいただきましょうか。

 「糸コンとコブのおでんをお願いします」
まずはすぐに出てきそうなものにします。
カウンターの正面には古い時計が掛かっていました。
居酒屋さんの時計によくある例で、実際の時間よりも5分進ませてあります。



 この間のフルーツもまだ元気で輝いていますね。
お隣の男性は静かに読書しながらお酒を飲んでいました。
ぼんやりしていると、店員さんが籠を持ってきてくれました。
「これを使ってください」

 私がジャケットをイスの後ろに掛けていたのを気遣ってくれたんでしょう。
さすがは老舗らしい気遣いで嬉しくなりました。
そしておでんが出てきます。
今回も期待通りの美味しさですね。



 今日は二人連れのお客さんが多く入ってきます。
私の後ろ側なのでよくわかりませんが、ご夫婦の方が多い様子でした。
席に着くとすぐに大量注文をされて、お店が急に忙しくなってきました。
そうそう、コロナ対策で今回もまた名前と電話番号を聞かれました。

 おでんがなくなって次に何を注文しようかと迷います。
ぞこで目に留まったのが大好物の「手羽先」でした。
「すいません、手羽先お願いします」
すると意外な言葉が返ってきました。

 「味付けは何にしますか、塩とワインで」
「お勧めはどれ」
「ワインです」
「ではそれでお願いします」
 
 なんと、ワイン焼なんてあるのか。
これはまた楽しみが増えました。
目の前の焼き台でその手羽先が焼かれています。
メニューをよく見ると確かにワイン焼と書いてありますね。



 面白いことに奥のお客さんも私の会話に反応したようです。
「ワイン焼って何だろうね」
という会話が聞こえてきて、その方が追加で手羽先を注文されていました。
これは微力ながらも売り上げに貢献したぞ。



 その手羽先が出てきました。
これはいい照りですね。
レモンを掛けていただきます。
なるほどこういう感じか。



 ワインという感じはしませんが、これは塩焼きよりも良いと思いました。
これからはここでの定番になりますね。
今日は二軒目なのでペースも早く、ホッピーの追加です。
今度は大きめの徳利できたようですが、量はたぶん同じでしょう。



 今夜は珍しく一人客が少なかったです。
カウンターの先客さんも40分ほどでお帰りになって、そこから新しい方は入りませんでした。
老舗らしくグダグダ飲む客は少ないのかな。
そんなことを考えていると、お姉さんも帰ってしまって、一人客は私だけになっています。

 居心地がいいので今夜は長居をし過ぎたようです。
気が付けばもう午後6時の少し前でした。
ではお会計をしましょうか。
その時に気になることをお伺いします。

 それはお店の閉店時間でした。
前回午後9時過ぎに行くとお店の明かりが消えていました。
そこで確認をすると閉店は午後10時だということです。
そして9時過ぎでもお店に入っていいと確認しました。

 よし今度はお仕事終わりに行ってみよう。
次回に期待しながらお店を後にしました。
今夜もごちそうさまです。



 帰り道での「かぶら屋」さんです。
営業再開でよかったですね。
安心しました。
コメント
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