静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文と居酒屋放浪記です。
土曜と日曜はお休みです。

岐阜屋@新宿

2023年03月11日 07時10分47秒 | 居酒屋

岐阜屋@新宿 

 

 IKEAさんを出て、新宿駅方面に戻ります。
ここで思いっきり方向を間違えてしまいますが、まあこのあたりまでくればほぼ大丈夫です。
無時新宿の駅に着いて地下道から線路を越えました。
たどり着いたのは懐かしい思い出横丁です。

 ただ今の時間は午後1時の少し前です。
それでもここは新宿、お酒の飲めるお店はごろごろしていますから頼もしい限りですね。
その中から選んだお店は「岐阜屋」さんでした。
こちらのお店は二つの通りに挟まれていてそのどちらからも中に入れるような作りになっています。

 今回は中の通り側から入ることにしました。
これにはあまり意味はなく、単純にこちらのほうが空いていたからです。
カウンターに座って、まずはチューハイを注文しました。
さてつまみは何にしようか。

 

この岐阜屋さんも有名なお店ですが、私は久しぶりに来たのでメニューがよくわかりません。
そこで無難に名物の「きくらげ卵炒め」にしようと思いつきました。
「すいません、トマト卵炒め下さい」
ありゃ、緊張して間違えてしまいました。

 今回は自覚がありますが、この日はミスが多かったですね。
でもトマト炒めも食べたかったからいいか。
チューハイを飲みながら料理が出来上がるのを待ちます。
目のまえが調理場なので料理の過程がよく見えます。

 

 中華料理はこういう場面を見るのもまた良いつまみになりますね。
そして期待のトマト卵炒めが出てきました。
わあ、これは結構なボリュームです。
トマトに青菜、豚肉にキクラゲを炒めて卵でとじた大皿が出てきました。

 

 予想はしていましたが、これはそうとう量が多いので食べきれるのか心配になるぐらいでした。
しかしお箸をつけるとすぐにわかりましたが、このトマト炒めも絶品でした。
トマトって、意外に中華にも合うんだな。
味付も最高だし、これは注文してよかったと思いました。

 こちらの側は中年の男性がお二人でやっていて、どちらの方も調理をされます。
おひとりは中華系の方のようでして、常連さんらしい年配男性にいろいろと絡まれていました。
お酒はほとんど飲まないのでショーチューのボトルを買うと3か月ぐらい持つと言っていました。
そのお客さんがなぜかスープが飲みたいなとこぼすと、サービスで出してくれたりします。

 そこへ一人の若い男性客が入ります。
彼の注文は、「きくらげ卵炒め」にライスでした。
そうかお昼時ですからお食事だけという使い方もできるのか。
しかし一般にほとんどのお客さんは結構長く飲んでいます。

 見ているとつまみを取って飲んだ後にお食事で締めるというパターンが多いようですね。
そしてこのお店の特徴を見つけました。
それは焼きそばの麺です。
普通のお店では焼きそばの麺はそれ専用のものを使いますが、こちらのお店ではラーメンと同じ麺を使っていました。

 まずは中華麺を茹でておきます。
それを水で締めたあとで焼きそばとしての調理に移るわけです。
これは結構な手間がかかりますが、丁寧な作業です。
私はチューハイが空いて二杯目の注文をします。

 

 今度は紹興酒をお願いしました。
六勺のグラスになみなみと注いでくれます。
なおこの写真は少し飲んでしまった後です。
大盛りのトマト炒めでしたが、美味しかったので難なく食べきってしまいました。

 それではとお会計をしてお店を後にしました。
その時に、何を食べたのかを聞かれて自己申告でしたが、これも面白いですね。
ごちそうさまでした。

 

コメント (2)
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