静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文。
最近では居酒屋放浪記になりつつあります。

赤垣屋@大阪なんば

2023年06月16日 07時12分18秒 | 居酒屋

赤垣屋@大阪なんば

 今日は友人と二人で久しぶりの日帰り大阪旅行です。
というのも今月いっぱいで終了するお得な「ずらし旅」があるからでした。
このプランは新幹線代が格安になるうえ、おまけのイベントまで利用できるという優れものです。
今年一月の京都旅行でも使いましたが、ひかり号も使えるので快適でした。

 

 まずは新幹線に乗って新大阪まで向かいます。
今日の静岡は雨模様ですが、大阪は微妙な予報でした。
乗ったひかり号は前回の京都行でも使った同じ時間の電車です。
午前8時7分、電車は予定通りに静岡駅を出発しました。

 

 では、旅行の無事を祈って、クラフトビールで乾杯です。
スプリングバレーは初めて飲みましたが、コクがあって美味しいビールですね。
列車は順調に進んで、10時の少し前に新大阪駅に着きました。
後は大阪メトロを使って各地をめぐることになります。

 地下鉄の一日乗車券を購入して最初に向かった駅は、「なんば」でした。
無時に駅に着いて、目的のお店を探します。
本日の1軒めはうどんのお店でした。
私が最近テレビで見た、「かすうどん」が食べたかったからです。

 ナビをうまく使って、何とか10時半ごろにお店に着きました。
しかしなんだか様子が変だぞ。
そして近づいてみるとシャッターには無情な張り紙がありました。
これはまさかの臨時休業です。

 

 結論から言いますと今回の旅行は波乱万丈の展開でしたが、まずは最初から大きく躓くことになりました。
しかしそれではどうしようかと緊急会議が行われます。
その結果、二軒めに向かうつもりだった立ち飲み店を一番手にすることで意見が一致しました。
しばらく歩いて、そのお店は無事見つかりました。

 

 

 こちらが、「赤垣屋」さんです。
大阪では老舗の立ち飲み店で、何軒かあるそうですが、午前中からお酒が飲めるお店なので嬉しいですね。
では中に入りましょうか。
通りに向かって正面の席はだいぶお客さんが入っていましたが、裏手の席は誰もいませんでした。

 

 こちらのブースの半分ほどに仕切りがしてあり、そこは混みあって来るまで開けないようです。
席のスペースが三人分ほどですが、そこに二人で入ったのでゆったりと過ごせました。
まずは大阪ですから、大ビンの注文です。
大阪の居酒屋さんはなぜか大ビンのビールが安いんですね。

 

 しょっぱなからのトラブルに動転しているのどを冷たいビールで潤します。
そしておつまみも注文します。
まずは大阪名物の、「どて焼」です。
同時に「湯豆腐」も注文しましたが、これはすでに休止していて、冷や奴になるというのでキャンセルです。

 

 甘い味噌で味付けされたどて焼きはさすがの味で美味しかったですね。
私たちの右手側の席は常連さんらしい方が5名ほど立ち呑んでいます。
その方たちのペースが結構早くて、注文も多いです。
すべてが中年あたりの一人客で、お客さんの会話はまったくありません。

 

 

 お勧めのメニューから、「かれいの若干し」を選びました。
このカレイは骨まで食べられて、カルシウム補給には一番です。
適度の塩気がビールを進めてくれます。
接客のお姉さんは中年のベテランさんで、様々な注文を上手くさばいています。

 

 そしてもう一品も出てきました。
これもお勧めにあった、「スーパーなんばビーフカツ」です。
しかし出てきたものを見て予想が外れました。
これはクリームコロッケみたいなカツでした。

 

 しかもボリューム満点です。
私は最近油ものがめっきり苦手になってきましたが、これは二人いてよかったとつくづく思いました。
これを一人で食べたらもう他のものに手が付けられなくなりそうなボリュームですね。
そしてカツには赤垣屋特製のソースが付いています。

 

 もちろんこれを掛けていただきましたが、独特の甘いソースはくせになりますね。
お客さんは皆さん上級者で、サクッと飲んでパッとお会計をしていきます。
まあ、午前中だということもあるでしょうが飲み過ぎたり大声を出したりというお客さんは皆無です。
私たちのビールはすぐに空いて、二杯目を注文します。

 

こちらは友人の、「ミックスジュース」ですが、もちろんノンアルではありません。
作り方を見ているとジュースの素をグラスに入れた後で、チューハイを注いでいました。
こちらのお店にはチューハイのサーバーが置いてあって、ドリンク類はこれを使って作るようです。
私も一口いただきましたが、まあほどほどのお味でした。

 

 そして私は珍しいもので、「晩白柚(ばんぺいゆ)ハイ」を注文しました。
これも同じように晩白柚のエキスを入れたグラスにチューハイを加えたものです。
一口いただきますが、すっきりとして飲みやすいですね。
こういう変わったものもメニューに取り入れていくところが長続きする秘訣なのかもしれません。

 

 人気のあるお店で、右手のカウンターはほぼ満員の大盛況です。
こういう居酒屋さんはぜひ静岡にも進出していただきたいものですね。
40分ほどで2杯目が空き、ここでお会計をします。
では、ごちそうさまでした。

 お店を出て、次の目的地に向かいます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする