モンテ・クリスト伯
アレクサンドル・デュマ作
今更なんですが、最近読み始めた名作です。
読むことにしたきっかけは、尊敬する池上彰さんが著書の中でお勧めされていたからでした。
そういえば遠い昔に読んだことがあったようななかったような。
おぼろげなあらすじは知っていますが、もちろん詳しくはないです。
そしてある日、偶然に図書館で見かけてすぐに貸し出ししてきました。
分厚い文庫本ですが10冊ほどになっていました。
まずは最初の第一巻です。
とりあえず読み始めてみてみるとこれがなかなかのものでした。
20歳の主人公エドモン・ダンテスは船員です。
長い航海を終えて故郷に戻ってきた彼は次期の船長が確約されていて、船主からの信頼も厚い。
そして愛する恋人との結婚式が始まります。
ところがそれを妬むものや、まるで関係ないものなどの陰謀により、無実の罪をかぶせられてしまいます。
式の途中で警吏に連行された彼は裁判を受けることもなく、孤島にある独房に監禁されてしまうことになります。
第1巻はここまでのお話ですが、文章に含まれる様々な表現が著者のすばらしさを伝えてくれますね。
初めはけっこう疲れるのかと思いましたが、読み始めるとどんどん進んでしまいます。
これはさすがに名著ですね。
唯一の欠点は文庫本ですから字が細かいので読みにくい点だけです。
現在第2巻を読んでいますが、これでしばらくは退屈しなくて済みそうです。
長編小説もまたいいものですね。
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