大学生物学の教科書 第二巻
本ブログでは私が読んだいろいろな本を取り上げています。
しかしこの中でも一番多く登場しているのがこの本です。
というのも、この本は教科書だけあって読むのに時間が掛かるからですね。
今回も読み始めてから1か月近く過ぎましたが、読み終わったのはまだ半分以下です。
さて本書はブルーバックスから出ているシリーズですが、この本か初めて出版されたのはなんと2010年でした。
その時に初めてブログに乗せましたが、これは旧ブログです。
シリーズは全部で6巻ですが、当時は1巻と3巻を読みました。
情けないことにそこで力尽きたようです。
しかし14年後にもう一度チャレンジする機会が訪れました。
昨年末に同じシリーズを一巻読み、今年は中が空いた第2巻を借りてきました。
順番がバラバラですが、教科書ですから問題はないです。
今回の副題は「分子遺伝学」です。
毎度おなじみメンデルの遺伝の法則などが出てきて、分かりやすいですね。
ほんの一部だけですが内容をご紹介します。
それは細胞はどのように死ぬのかというものです。
細胞にも寿命があって、その時には死を選ぶことになります。
そして細胞死には二種類あるそうです。
それが損傷による死の、ネクローシスとプログラムされた死の、アポトーシスです。
傷ついた細胞が死んでいくのは分かるんですが、正常な細胞でも生物が生きていく過程である時期になると死を選ぶことがあるのが興味深いです。
あらためて生物の持っている不思議な能力に驚きました。
とはいえ読み終わるまでにはまだまだ時間が掛かりそうです。
ちょうど図書館も春の休館日になるのでじっくり挑戦しましょうか。
たまにはお固い本もいいもんですよ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます