なか川@安東
ご近所の老舗ウナギ屋さんです。
毎日のお散歩のときに前を歩いたりするのでずっと気になっていました。
とはいえ相手がウナギですから、なかなか入る機会がないままでした。
意を決してある平日のお昼時、お店にやってきました。
もちろん徒歩ですね。
時間は午前11時の30分を過ぎたあたりです。
お店の開店時間が分からないんですが、11時ちょうどでは早いし、12時では遅いだろうと勝手にこの時間としました。
するとお店の前には暖簾がかかっていたので安心しました。
では中に入りましょうか。
すると先客さんはおらず静かな店内です。
扉を閉めて声を掛けます。
しばらくすると年配のご主人が奥から出てきました。
明かりと暖房をつけたということは、私が最初の客なんでしょう。
テーブル席に座るとまずはお茶と紙のおしぼりが出てきました。
ご主人は注文を受けてそのまま奥に戻っていきます。
アルコールはあるのかと聞くとビールがあるというので、うな重とそれをお願いします。
こちらのお店はウナギのメニューしか置いていないので一見さんにはわかりにくいです。
「ひれでも焼きますか」
と聞かれましたが、初回なので遠慮しておきました。
しばらくしてまずは瓶ビールが出てきました。
銘柄はサッポロの黒ラベルです。
そしてサービスのウナギの骨も出てきます。
これをポリポリかじりながらウナギの出来上がるのを待ちます。
するとそこに一人のお客さんが入ってきました。
年配の男性一人客で私の隣のテーブルに座ります。
こちらのお店は小上がりの座敷席が二組とテーブル二つというこじんまりとしたお店です。
したがって今の二人でテーブル席は埋まったことになります。
その方の注文が私と全く同じ瓶ビールとうな重でした。
しかし彼は焼き物も注文しましたから私よりはリッチでした。
その方に瓶ビールとお通しが出てきます。
これは全く同じウナギの骨でした。
そしてしばらくするとそのおつまみも出てきました。
あれ、意外と早くできるんだ。
そして待つこと十数分、意外と早くうな重が出てきました。
もちろんウナギだけではなく肝吸いにお新香もついています。
料理人はご主人一人だけのようで、すべてご主人自ら運んできてくれました。
ではふたを開けてみましょう。
まずはうな重です。
三段階ありますが今回の注文は一番安い、2200円のものです。
ウナギもしっかり入っているので私にはこれで十分ですね。
うな重のお値段の違いはご飯の量ではなくウナギの大きさなので、一番小さいサイズで十分です。
そして肝吸いですが、これには驚きました。
大きな肝がしっかりと入っています。
そして熱々で量もしっかりありました。
やはり老舗のお店は違いますね。
まずは山椒をウナギにかけます。
もちろんこの山椒もきちんとしたもので香りがしっかりあります。
これはウナギの美味しさを際立たしてくれますね。
ではメインのウナギをいただきましょう。
うん、これは柔らかくて香りのよいウナギです。
久しぶりにいただくうな重ですが、やはり美味しいものは美味しいですね。
たれも甘すぎずにご飯を進めてくれます。
やはり日本人はウナギが一番ですね。
しかもこのクオリティーで今どき2200円ですから、懐にも優しいです。
美味しく食べきってお腹も満腹になりました。
お隣の方にうな重が出てきたところで私はお会計をしました。
2900円でしたからビールは700円ということになります。
たまにはのんびりうな重もいいものですね。
まだ寒い中を歩いて家まで帰りました。
どうもごちそうさまでした。
こんばんは。
鰻、いいですねー。
リッチですねー。
しかも、良心的ないいお店のようで羨ましいです。
回転鮨はある程度、料金も透明化していますが、鰻屋屋は怖いです。
我が家は鰻の蒲焼が嫌いな子がいるんですよ。自分は鰻が大好きで、御徒町の「吉池」で買ってましたが、もうかれこれ蒲焼は5,6年食べてません。
私もウナギは大好きですが、なかなか食べられませんね(笑)。
我が家ではウナギ嫌いはいませんので年に一回土用の丑の日にかば焼きを買ってきて家族でいただくことが多いです。
外でウナギをいただいたのは久しぶりでした。