久々に山口市街北側の小高い山鴻ノ峰(標高338mの山)へ。この山は山口県百名山の一つとされ市民の手軽なハイキングコースである。ここにはかつて城が築かれたとかで山頂付近には石垣や井戸も残存している。
昨日同様,今日も好天である。朝から陽射しは強く,少し歩いただけで汗が流れる。山頂に至る道は日は日陰も多く,この時期歩くには好都合である。
山の斜面や道の端のあちこちで,ヒメキンミズヒキ(姫金水引)を見かけた。今日の一枚はヒメキンミズヒキとする。キンミズヒキに比較し,全体が小さくて,花の数も少ないことから「姫」という字がついているのであろう。
そしてもう一枚は,山頂近くからの眺望である。遠くの山々の姿がとてもよく見えている。ここからの眺めは何だか高山へでも登ってきたかのような雰囲気を味わうことのできる不思議な場所である。