タンキリマメ・・・さやがはじけて黒い実が見える
昨日同様今日も曇り空だが時折晴れ間も見える。しかし今日は風もなく穏やかで寒くはない。そんななか、所要の合間をぬって、「兄弟山」(やおとどいやま)周辺の山林道を歩いた。ねらいは、センブリであったが注意深く探すも見つからず。あちこちで見かけたヤクシソウやフユイチゴの実、クサギの実などを撮りながら奥へ奥へと歩をすすめていると、草木に絡んで蔓を延ばし朱色の実をいっぱいつけた植物を見かけた。タンキリマメの実である。これを今日の一枚とする。真夏に淡黄色の小さな小さな花をいっぱいつける。ネットで調べたところ、タンキリマメとは「痰切豆」の意味であるとされ、この豆や葉を煎じて飲むと、「痰が切れる」のでこの名があるとのことだが、実際には薬用としてはほとんど用いられないようだ。そして今日のもう一枚は、毎年この時期、この場だけしか見かけないシマカンギクとする。容易に近づけない崖地に生えていて、ズームアップして撮った一枚である。以下、前出のヤクシソウとクサギの実をUPする。
シマカンギク・・・容易に近づけない崖地に生えているのでズームアッブして撮った
ヤクシソウ
クサギの実