ヘクソカズラ(アカネ科):別名、早乙女蔓とかヤイトバナと呼ばれている
雲は多めながらも雲間から真夏の太陽が顔を出し、昨日同様に今日も「真夏日」となると報じている。そんななか、涼しいところを歩こうと、山地の集落・稔畑方面へ。ここは、適度に日陰もあり林の中から時折冷えた風が通り抜け心地よい。山田のあぜ道に生えているネジバナやウツボグサ、ツユクサ、道端のヤブカンゾウやトウコマツナギなどを撮りつつひたすら歩をすすめた。林の縁でヘクソカズラが花をつけているのを見かけた。可憐な花なのに、屁(へ)くそ蔓(カズラ)とは、随分ひどい名前をつけたものである。図鑑によると全体に悪臭があることからこの名があるらしいが、花型が早乙女の傘に似ていることから「早乙女蔓」(さおとめかずら)とか、赤い部分が灸跡の色に似ているため「灸花」(やいとばな)という別名もあるとのこと。そんなヘクソカズラ、ではなくて「早乙女蔓」を今日の一枚とするほか、今日もネジバナおよびヤブカンゾウをUPする。
今日もネジバナ
ヤブカンゾウ
緑に囲まれた山地の集落