ナガミオランダフウロ(ヨーロッパ南部原産の帰化植物)
今日も好天気のなか山地の集落・稔畑地区へ向かい同地区およびその奥地の集落周辺を散策した。コガクウツギやカマツカ、ヤマハゼの花など「木の花」を撮りつつ奥地の集落に向かっていると、林の下でアメリカフウロの花を小さくしたような淡紅色の花を咲かせている植物を見かけた。一昨年この場ではじめて見つけたこの場固有のナガミオランダフウロという名の野草である。これを今日の一枚とする。ネットで調べたところ、ヨーロッパ南部原産の「帰化植物」で「牧草地やその周辺に多い」との記述があり、「輸入飼料」等に混入し種子が国内入りしたのであろう。さらに奥地にすすんでいると、これまたこの地区固有の野草、草丈70~80cmの茎の節に二枚葉をつけその葉のところから黒紫色の花を咲かせてたフナバラソウという名の珍しい野草である。これを今日のもう一枚とする。そして以下に、この時期この集落周辺のあちこちで競うように咲いているコツクバネウツギ、可憐な花を咲かせたカマツカやスノキなど「木の花」をUPする。
黒紫色の花を咲かせたフナバラソウ(カガイモ科)
コツクバネウツギ(スイカズラ科/落葉低木)
カマツカ(バラ科/落葉低木)の花
スノキ(ツツジ科/落葉低木)の花
ヤマハゼ(ウルシ科/落葉小高木)の花
田植えが終わった集落の田圃