十字型のmm級の小さな花を咲かせたヤマムグラ(アカネ科)という野草
ここのところ好天気続き。今日も好天気で且つ、日中は30℃くらいまで気温が上がるという。そんななか、比較的日陰の多い山地の集落・岩杖地区へ向かい、同地区~奥地の集落・杖坂地区を散策することとした。集落に到着したところの田圃周辺で、キツネアザミ、ハハコグサ、カタバミ、タイイヌノフグリ、未だ健在なハルジオンやアメリカフウロなどを撮りつつ歩をすすめていると、ヒメジョオンの花に似た白い花とピンクの花が混ざって咲いてする野草、ゲンペコギクという名の「帰化植物」の群生を見かけた。しばらく奥地へと進み林にさしかかった。ここでは、咲きはじめたウツギ、いま真っ盛りのノイバラやコガクウツギ、ガマズミ、スイカズラなどを撮っていると、林の下で枝分かれした細い茎に径がおよそ2~3mmくらいの白い十字型の花を咲かせた野草を見かけた。手持ちの図鑑と照合したところヤマ]ムグラ(山葎)という名のアカネ科の植物だと判明。クロースアップレンズを装着して苦労して撮ったヤマムグラを今日の一枚とする。奥地の集落・杖坂地区では、ソクシンランやコナスビ、トウバナ、ユキノシタ、ジシバリ、ニワゼキショウなどを見かけカメラに収めて帰った。これらのうちこれまた小さな花を咲かせたソクシンラン、タチイヌノフグリ、ユキノシタ、咲きはじめたウツギ、今真盛りのガマズミなどを以下にUPする。
これまた小さな小さな花を咲かせたソクシンラン(ユリ科)
タチイヌノフグリ(ゴマノハグサ科/ヨーロッパ原産の帰化植物)
ユキノシタ
咲きはじめたウツギ(落葉低木)
ガマズミ(スイカズラ科/落葉低木)
今日もスイカズラ(半落葉つる性)
ゲンペイコギク(北~中央アメリカ原産の帰化植物)
花は咲き進むに連れ白からピンクへと変化し「2色咲き」のように見える