今日も「秋晴れ」。所要を済ませ「兄弟山」(おとどいやま)周辺から林道を奥へ奥へと歩く。まず目についたのはヤマホトトギス。咲き始めたのは6月下旬頃なのに随分長きにわたり楽しませてくれている。ボタンズル,アキノノゲシ,ヒヨドリバナ,オトコエシ,ヤマハギ,マルバハギ,ヤマニガナなどに出合った。
今日の一枚はそれらのなかからヤマニガナ(キク科/アキノノゲシ属)とする。まだ咲き始めたばかりたが蕾をいっぱいつけており,これから楽しませてくれるであろう。
そしてもう一枚は,ヤマニガナによく似ているホソバワダン(キク科/アゼトウナ属)とする。この花は,昨日,息子の店(ダイビングショップ シーアゲイン)の手伝いで青海島へ行った際撮ったものである。
図鑑によるとホソバワダンは,島根県から山口県にかけての日本海側から琉球,朝鮮南部・中国に生育する多年草で海岸の岩場などに生育するとのこと。よって国内では極限定された地域にしか生えていない貴重な存在かも。