デジカメ散歩日記

自然は四季折々我々を楽しましてくれる。とりわけ散歩道の野草花や野鳥たちの姿を観ていると時間の経つのもわすれる。

新たな出会い2種

2011年05月19日 | 山野草

Jaketuibara110519   薄雲は出ているものの今日も好天気。朝の散歩は昨日と同じコースで,山地の集落(杖坂)周辺を散策することに。

  集落にさしかかったところの小川の岸に鮮やかな黄色い花をいっぱいつけた蔓性低木を見かけた。はじめての出会いである。昨日もここを通りかかったのに気づかなかった。ネットで調べたら「ジャケツイバラ」(マメ科)と判明。今日の一枚は初めて出会ったジャケツイバラとする。山形県以南に分布し,急傾斜地や河原などに生育するとのこと。花穂の高さは30センチくらいで,茎や葉には棘があるが,花は実に美しい。

Kinran110519   そしてもう一枚は,これまた初めて出会った「キンラン」(ラン科)とする。草丈30センチくらいの先端に,これまた鮮やかな黄色い花をつけている。残念ながら花弁は開いていなかったが,図鑑などによると完全に開かないものが多いらしい。本州,四国,九州に分布し,日当たりの良い山地や丘陵の林内に生えるとのこと。今日はこんなすばらしい野草2種に出会えて大満足。


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タツナミソウとミズタビラコ

2011年05月18日 | デジカメ散歩

Tatunamisou110518   ここのところ好天気が続いている。暑くもなく寒くもなくちょうどいい。しかも,ときおり通り抜ける風はとても爽やかである。今日の散歩は,我が家からおよそ4キロ地点の杖坂(つえさか)という山地の集落周辺を散策することに。

  山道では,タツナミソウの群生を見かけたほか,コガクウツギ,ノイバラ,ヤマツヅ,満開を迎えたエゴノキ,ニガナ,ハナニガナなどを見かけた。また,山地の集落では,トウバナ,ムラサキサギゴケ群生,キジムシロ,ミツバツチグリなどを見かけた。

Mizutabirako110518   今日の一枚は,山道で見かけたタツナミソウとする。そしてもう一枚は,山地の集落をさらに奥へ入ったところの湿地で見かけた薄水色の米粒ほどの小さな小さな花をつけたミズタビラコとする。この可憐な姿をァインダー越しにしばらく見入っていた。また,その近くでギンランによく似た植物を見かけた。近々のうちにもういちどここを訪れてみることとする。


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ソクシンランとテキリスゲ

2011年05月17日 | 山野草

Sokusinran110517   今日も好天気。朝の散歩は木戸公園経由で糸米川沿いを奥へ奥へと。

  ここではこの時期,山の斜面のあちこちで茎の高さが30センチくらいの中ほどから白い実のようなものをつけた植物をよく見かける。ソクシンラン(ユリ科)だ。近くで観察してみると白い実ではなくて,小さな小さなつぼ型の花である。今日の一枚はそんなソクシンラン(束心蘭)とする。

Tekirisuge110517   そしてもう一枚は,小川の岸で見かけた草丈30センチくらいに花穂をつけた植物とする。なんだろうとネットで調べたところ,山地の川岸など湿ったところに生える「テキリスゲ」(カヤツリグサ科/スゲ属)と判明。葉の縁がざらつき,手が切れそうになることからこの名=「手切り菅」がついたとのこと。


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ハナニガナ

2011年05月16日 | インポート

Hananigana110516s   ここのところ好天気が続いている。朝の散歩は鴻ノ峰(山口市街近くにある標高338mの山)近辺の山道へ。

  山のり斜面のあちこちでコガクウツギやガマズミの白い花が目立つ。また,ニガナやヤマニガナ,コウゾリナ,ジシバリなどの黄色い花も賑わしている。今日の一枚はこれらのうちハナニガナとする。ニガナとハナニガナの区分に苦慮するが,ネットで調べたところ,舌状花が5~6個はニガナ,8~11個がハナニガナとのことなので,この個体は11個あるのでハナニガナとした。


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コバンソウ

2011年05月14日 | デジカメ散歩

Kobansou110514m 今日も昨日同様,雲ひとつない好天気で,時折通り抜ける風もとても爽やかである。朝の散歩は糸米・白石地区平地コース。

  散歩道はハルジオンやアカバナユウゲショウ,ニワゼキショウ,コオニタビラコ,ノアザミ,アメリカフウロなどなどで賑やか。畑の端で特徴ある花穂をつけたコバンソウ(小判草)を見かけた。ネットで調べたところ「地中海沿岸域原産で,明治時代に観賞用として渡来した」とのこと。「鉢植え」にし近くでじっくり観察したのであろうか。今日の一枚はそんなコバンソウ(イネ科)とする。


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