コオニユリ

 

 

  当初、１１号台風の直撃は免れないだろうと、その備えはしていたが想定より東よりノコースとなったためさほど影響を受けなかった。よって今日は朝から晴れ間もみえる。そんななかjeepで通称「八丁峠」方面に出かけた。「梅雨明け」間近の気配を感じとったのであろうか、ニイニイゼミが一斉に鳴きはじめ、林の中からはヒグラシの声も聞こえる。セミの声を耳にしなが奥へ奥へと進んでいるとコオニユリが立派な花をつけているのを見かけた。色や形はオニユリとそっくりだが葉のわきに珠芽（ムカゴ）がつかず花もオニユリより小さ目で花の数も少ない。そんなコオニユリの姿をしばらく見入っていた。

咲きはじめたノギラン

咲きはじめたノギラン

  １１号台風接近の影響であろう、時折強風が通り抜け木々の枝を揺さぶる。そんななかjeepで旧徳地町の山地の集落（引谷地区）周辺を散策した。ねらいはキキョウ・・・その場を訪れてみたが残念ながらまだ蕾だったが開花直前のものも確認できた。近々また訪れてみることとしよう。その近くで、ノギランが花をつけはじめているのを見かけたのでこれを今日の一枚とする。あまり目立たない存在なのでつい見過ごしたりする。「ラン」という名がついているので「ランの仲間」だとおもったが「ユリ科」とのこと。・・・この時期、実をつけたウツギやノイバラ、サルトリイバラ、ガマズミ、エゴノキなどを観察してみるのもおもしろい。今日も幾種類かの「木の実」を撮って帰ったが、それらのうちエゴノキの実を今日のもう一枚とする。そして加えての一枚は前出の「キキョウの蕾」とする。

エゴノキの実

もうすぐ開花・・・キキョウの蕾

ヌマトラノオに出会った

はじめて出会ったヌマトラノオ

  朝から真夏の太陽がギラギラと照りつける。梅雨明けは近いとおもえるが１１号台風が気がかりである。そんななか「２１世紀の森」周辺を散策した。ねらいはコオニユリだったが蕾の個体をいくつか見かけただけで空振り。ここにはオカトラノオが多く未だ健在であるが、それによく似ていて花穂が直立していることなど雰囲気がオカトラノオとは若干異なる同属の個体を見かけた。ネットや図鑑で調べたところヌマトラノオと判明。そんなヌマトラノオを今日の一枚とする。そして今日のもう一枚はその近くで見かけたオオバギボウシとする。コバギボウシは出会ったことがあるがオオバギボウシもはじめての出会い。図鑑によると「山地の草原や丘陵地に生える」となっているが、この地域では珍しい存在かもしれない。加えてこの時期林の中でよく見かける小さな小さな紫色の花をつけたムラサキニガナそして前出のオカトラノオの群生および風景「山地の集落」をUPする。

オオバギボウシ

ムラサキニガナ

オカトラノオの群生

 

山地の集落

咲きはじめたオニユリ

オニユリ

  「梅雨空」だが晴れ間も見える。日中の最高気温が３３度にもなると報じている。そんななかカメラ持って出かけた。川岸をおよそ1.5キロ下った地点からUターンし反対岸を我が家までの一周コース。川土手でマメアサガオ、マルバルコウ、ヒルガオなどが競うように咲いているのを見かけたほか、ヤブカンゾウの群生、アカメガシワ、開花直前のクサギ、そしてお気に入りのオニユリが立派な花をつけているのを見かけた。林にさしかかったところでヘクソカズラが可憐な花をつけているのを見かけた。また、そのすぐ近くではヨメナが咲いているのを見かけた。これらのうちオニユリを今日の一枚とするほか、ヨメナ、マメアサガオ、ヘクソカズラ、アカメガシワをUPする。

ヨメナ

マメアサガオ

ヘクソカズラ

アカメガシワ

ツクシハギ咲きはじめる

咲きはじめたツクシハギ

  今にも小雨が落ちてきそうである。そんななか所要の合間をぬって山地の集落（大山路地区）を歩いた。山田周辺では、ネジバナをはじめマルバルコウ、ウツボグサ、コマツナギ、ヒルガオ、未だ健在なアカバナユウゲショウなどを見かけた。林にさしかかったところで、ツクシハギが咲きはじめているのを見かけたほか、アキノタムラソウ、ヌスビトハギ、アカメガシワ、ネムノキ、ヤマジノホトトギス、ヘクソカズラなどに出会った。これらのうち今日の一枚は「咲きはじめたツクシハギ」とするほか、以下、これまた咲きはじめたアキノタムラソウ、未だ健在なアカバネユウゲショウ、大好きなネジバナとウツボグサ、そして近接して撮ったネムノキの花をUPする。

咲きはじめたアキノタムラソウ

未だ健在なアカバナユウゲショウ

ネジバナ

お気に入りウツボグサ

近接して撮ったネムノキの花