天候:雨
海況:うねりあり
水温:11℃
透視度:5~6m
南三陸町へ行ってきました。
震災後は藻場調査で潜っておりますが、今日は別の調査です。
藻場調査でご一緒している『南三陸ネイチャーセンター』阿部さんの、生物相調査のお手伝いをしてきました。
この日は椿島で様々な生物を探しました。
まずはウミウシを観察。
ゴマフビロードウミウシ
よく観察するゴマちゃんよりサイズも模様も大きめなので、ゴマちゃんっぽくなかった~。
小さいのを探していると・・・
あーーーッ!!!
いました!クチバシカジカ~~!!!
1つの根で3個体発見、全て幼魚でした。
その根には、なんと!オコゼカジカも!!!
それも、成魚と・・
さらに、体長2㎝程の幼魚も居たんです!!!
小さくても眼は成魚と同じくキラキラのラメEYE
ミズダコも数匹観察出来ました。
体長1.5m程のミズダコ、足を大きく広げて岩に張付いて自分をカモフラージュしてました。
他、フサギンポ、イソギンポ、アイナメ、キヌカジカ、ベロ、スナエビ、サラサエビ、などなど。
あいにくの雨でしたが、確認出来た生物の成果はまずまずです。
現在レジャーでは潜れない南三陸町の海ですが、こうして水中の様子をお届け出来る機会がある時は、皆様に発信していきたいと思います。