天候:晴れ
海況:うねりやや有り
ポイント:竹浦グロット&弁天島
水温:7~8℃
透視度:3~5m
ハイブリッジさんの船に便乗して生物リサーチへ行ってきました。
今日は、超マニアック向けヤドカリの繁殖シーンに出会い、しばらくの間観察しました♡
そのヤドカリは貝殻を背負っていません。穿孔貝が掘った岩穴などに生息しており、毛深くて地味な色なので被写体として華がありませんが、個人的には好きです。
キタカンザシヤドカリ属の「アナヤドカリ」です。
オスのヤドカリが穴から出て歩いているところから始まります。
胴体を丸出しでウロウロ~
すると、1つの穴を覗きだしました!
ハサミを入れて、中にいるメスを誘い始めると♡
メスとオスは互いにハサミで掴んだり離したりしてます♪
だんだんとメスが出てきて、とうとう眼が見えるまでに!
さて、この後は!?
残念~!EX時間がきてしまい、観察はここまで・・・。
それでも珍しいシーンに出会えてラッキーでした。
こちらのヤドカリのペアも、オスがメスを掴んで離さない「交尾前ガード」中!
でも君たちのいる場所は・・・
50~60cmの大きなヒラメの口の上なんですよ~~!!!
幸せな2匹に周りの景色は写らないようです♡
先日ハイブリッジさんが見つけたヒメフタスジカジカ抱卵。
鮮やかなピンクの卵塊が確認出来ます。
ソワソワしている個体も数多く観察出来るので、これから抱卵箇所もどんどん増えていきますね!
他
クチバシカジカ抱卵2ヵ所
ダンゴウオ ムツムシャギンポ
キタモエビモドキ シロホクヨウウミウシVer.青
スナビクニン、フサギンポ、アキギンポ、コケギンポ、ヨロイメバル、クロソイ、ガーベラミノウミウシ、ベルセッラ・カリフォルニカ交接、など等・・・。
これからの時期は、ヤドカリだけじゃなく、ダンゴウオやカジカ類の求愛シーンに出会えるかもしれませんよ♡
ワクワクしますね♪