花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

お正月の縁起の植物は、松、竹、梅

2019-01-03 | 植物

   お正月の縁起物の一つに門松があり、それらに使用されるものに松・竹・梅が挙げられます。

 (門松は、お正月に年神様が家を見付けやすいように飾り立てたのが始まりだそうです。)

 何故、松竹梅はおめでたいとされているのでしょうか?

 中国の画題に「歳寒三友(厳寒三友)」があり、三友とは松、竹、梅、又は梅、水仙、竹で、

 寒い冬でも葉が枯れないため、枯れない強さからお正月の「縁起物」として尊ばれてきました。

 :常緑樹で寒い冬でも緑色で、樹齢も数千年のものもあり、不老長寿の象徴と結び付けられた。

 :寒い冬でも葉を落とさず、嵐にも負けず、上に向けて真直ぐに伸びる、強い意思、繁栄の象徴から。

 :早春に他の花よりに先駆けて咲くため、待ちわびる人に喜びを、出世や開運の象徴から。

 

  以下、松の仲間、竹の仲間、を近所散歩にて集めてみました。

 ☆ マツ(松)    マツ科マツ属、  花期:5月

 
  クロマツ(黒松) 
                     

  
                         黒松と赤松 

 アカマツ(赤松) 

  ダイオウショウ(大王松)

  ゴヨウマツ(五葉松)
  分かりにくいですが葉が5本 

 

  ヒマラヤスギ(ヒマラヤ杉)  マツ科ヒマラヤスギ属、別名:ヒマラヤシーダー

 杉と付いていても葉はチクチクと痛くマツ科です。 常緑高木針葉樹です。

 
            
   

 そう果は高い所にありなかなか身近に見ることが出来ない。舞い落ちた薔薇状のシダーローズと松ぼっくり。 

 

 

 ☆ タケ(竹)   竹はタケ科タケ亜科のうち茎が木質化する種の総称。

 竹から生まれたかぐや姫は、わずか3か月で美しい娘に成長しますが、これは竹の成長と同じです。

 竹の成長は早く3か月もすれば、親竹と同じように20数メートルに成長します。

 竹は草本で木ではないですが、葉が落ちないわけではなく古くなった葉は落ちますが全体として

 緑の葉が残っているので1年中あるように見える。

 

 モウソウチク(孟宗竹)   イネ科マダケ属、  タケノコの季節はたいへんですイノシシ出没。

 
    
   

 

 マダケ(真竹)   マダケ属、別名:タケ、ニガタケ   

 真竹の見分け方は、

 節の線が二重で孟宗竹は一重です。

左:マダケ            右:モウソウタケ

 

  シマダイミョウチク(縞大名竹)

 クロチク(黒竹)                  ヤダケ(矢竹)/メダケ(女竹) 私は普通は篠竹と言っている。
 

    オカメササ(阿亀笹)

 

 ☆ ウメ(梅)  バラ科4サクラ属、花期:2月~4月

 我が家の梅の木も枝を払って寂しいですが、蕾も膨らんでいません。

            

  

 2月から3月にならないと何処にも近所では咲いていない?

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