川沿いを歩いていると水が干上がった中州に何かがいた。
遠くからだったので、また猫がいると思いましたが、なんか違う歩き方
追いかけて近付いて見てそれは直ぐに狸と分かりました。
こちらに気が付いて見た顔を見た時に、ああっと、、
疥癬タヌキでした、今頃は冬毛を付けてふさふさしてなければなりませんが、
疥癬タヌキとは、疥癬症にかかったタヌキですが、獣医師ではないので経験からの素人判断ですが、
このタヌキはもっともっと毛が抜けてひどくなり、もし仲間がいれば仲間も感染します。
多分この冬も乗り切れるどうか心配です。疥癬はそのまま放置すれば二次感染で死に至る。
(脱毛すると体温調節が出来ずに死に至る)
助けたい時はどうすれば良いのでしょうか?
* 以下日本獣医学会のページからの一部抜粋です。
タヌキを含む野生動物を保護した場合は、まず都道府県の野生動物担当部署に連絡してください。
各自治体により対応が異なるようです、(疥癬ダニは基本的には人間に感染しないと言われているが)、、、
希少種を除いて保護そのものを問題視する議論も高まっている。
このタヌキのケースではそれぞれの自治体により都合がありますから、色々な対応があるようです。
ー 行政も基本は人間ですので、人間は昔から野生動物と一定の距離を保ちながら共存して来たので、
人が介入することは生態系を乱すにつながり、疥癬は人にもうつるので疥癬タヌキに接触しないで下さい。
= 保護して持ち込んでいただければ受け付けます。その後の処理は見てから決めるようです。
気になってしょうがありませんが、保護するすべもなく現状では何も出来ませんでした。
害獣対策として、今やこの辺のどこでも電気柵が見られます。(自治体から器材の補助金も僅かながら出るよう)
ある場所には,都の許可を受けた獣害捕獲の為の檻もありました。
獣害とは、人間活動に害をもたらす哺乳類に属する一般をさす言葉で、人間の多い地域では、家畜などの
飼育動物以外は殆んどこれに含まれる可能性がある。
この辺八王子では、家の屋根裏に住み着く等の、アライグマ、イタチ、ハクビシン、ネズミなどを害獣駆除として
専門業者が15800円~と広告を出している。
(これらの動物は鳥獣保護法により保護されているので、素人が勝手に薬剤で駆除したり捕獲すると罰せられる)
我が家に来た狸を思い出しました。
我が家に来た狸は、上のタヌキよりもっとひどかったです、可愛そうになり、捕獲出来ないので、
動物病院へも連れて行けませんので、ネットで調べて白癬予防の薬を購入して与えてみました。
運がよかったのかそのうちに疥癬が治り元気になりました、餌を出して置くと他の動物が来るので、
出していませんが、気がつくとじっとブルーベリーの木の下で待っていますので、少々与えている。
野生動物には餌をあげないが原則ですが、
これは餌付け出なく、給餌であると思っていますが、、自己満足にすぎないのかもしれませんが。
昼間は珍しい。
夜行性なので、
我が家でもヤマユリの根はごっそりと取られて(多分イノシシ?)、柿の実や池の鯉はアライグマの
被害に合っています。
タヌキ イヌ科タヌキ属、
昆虫、鼠、カエル、ミミズ、魚、鳥、果実の食性、一夫一婦でどちらか死ぬまで行動を共にする。
活動時間帯は主に夜間です。
タヌキは日本の野生動物の中でもっとも人間との付き合いが古いものの一つで古くから親しまれている。
これからは余談ですが、
タヌキを天然記念物に?の話を知っていますか?
絶滅の危機にではないタヌキが天然記念物ではなくて、山口県にある向島タヌキ生息地のことです、
ずいぶんと昔(1926年)に狸でなく生息地が指定されたのです、当時は毛皮目的で狩猟されたので、
数を大きく減らしその結果向島が天然記念物に指定されたのです、
しかしその後、野犬が入り主役のタヌキが見られなくなりましたが、やっと生きているタヌキが2013年に
写真に撮られてニュースになったと言う話です。
実は私の故郷の佐渡のトキも田や畑を踏み荒らす害鳥だったそうです。
各地で多くて困りトキ駆除を申請した地域があった程です、肉や羽根を取る目的で乱獲されていなくなった。
佐渡では昭和6年にトキが2羽確認され、昭和9年に天然記念物に、27年にトキ特別天然記念物に指定された。
2019年1月7日 - 野生下トキの総個体数(2019年1月7日時点)推定個体数353羽(佐渡島内352羽/本州1 羽)
※推定個体数=放鳥トキ個体数+野生下生まれトキ推定個体 ... 環境省 佐渡自然保護官事務所がお届けする
野生下のトキに関する最新の情報です!
疥癬タヌキの話から大きく脱線していまいましたが、関連して調べた結果を残しておきます。
佐渡のトキについては又、別の機会に詳しく載せてみたいと思っています。
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