花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

畑の中で後光を見る思い、シュロ あちこちで見られます。

2019-01-09 | 植物

  1月4日の夕方早くの散歩中に、

  畑の中に1本のシュロの木に夕陽が当たり後光が指しているように見えました。

  今日の散歩中にもシュロを見ましたのでアップします。

 

  ☆ シュロ(棕櫚)

  ヤシ科ヤシ属、常緑高木、原産地はアジア圏、花期:5月~6月、 雌雄異株、

  シュロはヤシの仲間ですので、南国育ちを連想していましたが、アジア原産です。

  シュロには、九州南部原産のワジュロ(和棕櫚)と中国南部原産のトウジュロ(唐棕櫚)があり

  どちらも庭園樹、公園樹などで植えられている。違いは葉先が二つに割れて葉先が折れ曲がっているが

  ワジュロで、トウジュロは日本に自生はしていない。

  暖地に広く植栽されていると共に野生化状態になっている。

  大型の花序に淡黄色小花を付け、果実は青黒色に熟す。

     

   ▼ワジュロ
   
        

  
      

    ▼葉先が割れていず、葉先が折れていないのでトウジュロ
    

  シュロはヤシの仲間で、ヤシは熱帯、亜熱帯地方の植物ですが、木の幹を毛で幾重にも覆われている為に、

  耐寒性に優れている。

  よく裏山等に行くとシュロの小さな木を見ますが、温暖化で繁殖力が強くなり段々と増えているようです。

  

  又、昔からシュロは無駄にするところがなく、いろいろな生活に利用されてきた。

  幹を覆う葉鞘にある繊維(シュロ毛)は水につけても腐りにくいことから、シュロ縄、タワシ、シュロホーキ、

  幹は、寺院の鐘を突く棒等に、実は食用にならず漢方薬に利用される。

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